【感想】エターナル・スカイ

シャロン・サラ, 新井ひろみ / MIRA文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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  • エターナル・スカイ

    『エンジェルズ・スカイ』『プレシャス・スカイ』とともに三部作の一つで、特に、自分自身の再生について考えさせられる作品です。人が悲しみや苦しみ、悩み、つらさの極致にあるときに、そこからどのようにして立ち上がり、生きていこうとするのか。そして、人は、何度でも絶望や困難を乗り越えて生き抜く勇気と力を持った存在であると強く実感させられる小説であると思います。続きを読む

    投稿日:2013.10.17

ブクログレビュー

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  • 本読み隊

    本読み隊

    『エターナル・スカイ』『エンジェルズ・スカイ』『プレシャス・スカイ』の三部作。
    彼らがいるからこそ立ち直れるヒロイン達ですが、このシリーズで作者が描きたいのは、悲嘆や怒りパニックとの戦いと再生。
    サスペンス要素は犯人のお粗末な人物達でかなり薄いので、サスペンスのぎりぎり感を求めるとハズレます。注意。

    殺人の死体遺棄現場を目撃したキャリーは、直後に竜巻の直撃を受け、家族を失うお話。家族を突然失った悲嘆の描き方は、半端無し。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2923.html
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    投稿日:2013.07.21

  • pisforpage

    pisforpage

    このレビューはネタバレを含みます

    お話の展開上必要だったのだとは思うけど、ヒロイン身内の亡くなり方があんまり可哀想で、最初から暗い気持ちに。ロマンス小説であまりハードな設定は読みたくないんです~。読みたかったらもっとがっつりハードな小説読んでます~。
    ヒロインは「私がこうしたのも仕方ないことだったって分かるでしょう?」と主張し、周囲も「うんうんそうだ」と賛成するんですが、本当にそうなのかなー。別人になりすまして逃げたのは分かる気もするけど、その後の行動がちょっとどうかと。

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    投稿日:2012.08.27

  • mylte

    mylte

    図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    「君は誰だ?」病室で目覚めたキャリーは見知らぬ男にそう尋ねられた。彼はキャリーのいとこが秘書を務める会社の社長で、秘書が怪我を負って担ぎこまれたと聞き飛んできたらしい。凄惨な記憶が甦り、キャリーは嗚咽を漏らした。いとこと愛する両親は、つい数時間前に竜巻に命を奪われてしまった。しかもその直前に目撃したある事件のせいで、いとこを装って逃げてこなければならなかったのだ。こんな話、きっと誰も信じてくれないわ…。だが彼の真摯な目を見てキャリーは思い直した。この人なら力になってくれるかもしれないと。

    見てしまったものが過去の婚約者っていうのも、アメリカチック。
    若い時の恋は近所に住んでいただけの人だったりするんだけどね。
    キャリーの機転のベースが愛情だと見えるのもいいね、って思える。
    シャロン・サラの描く女性は上品でいいなぁ。

    Blown away by Sharon Sala
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    投稿日:2012.06.22

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