【感想】父と子

ツルゲーネフ, 佐々木彰 / グーテンベルク21
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 余計者

    ロシア文学でよく、モチーフにされる『余計者』とは、才能、教養が有るにも拘らず、社会的地位、名声を得ることができない人のことを言います。本作では、ニヒリストであるバザーロフが余計者として描かれています。全てを否定するニヒリズムとオジンツォーヴァへの純愛が彼の中で相反し、彼を翻弄させ、苦悩へと導いていく。思想の危険性を描き出した傑作。
    また、本書は日本語でのディベートのテキストとしても有用。
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    投稿日:2014.01.17

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