【感想】デルフィニア戦記外伝 3 ポーラの戴冠式

茅田砂胡 / C★NOVELSファンタジア
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
5
8
5
0
0
  • 本書を読む前に

    茅田砂胡全仕事1993-2013を先に読みましょう。
    私は↑の本のことを全く知らなくて、本書を読んでからあわてて探して購入しました。デルフィニア戦記やっぱりいいですね。ファンの方は必読です。

    投稿日:2018.11.21

ブクログレビュー

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  • 彩里

    彩里

    このレビューはネタバレを含みます

    リィがコーラルに帰って来てからの数日の日常
    メインのメンバーがそれぞれ親になって、それでも変わらないやり取りがあったり、変わったところもあったりの成長?が見えた?
    主に子供たち目線での進行だったり、いつものメインのキャラじゃない人物の目線だったりで面白かった!

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    投稿日:2022.02.14

  • 雪月ソウ

    雪月ソウ

    一度元の世界に戻ったリィでしたが、デルフィニアの危機にリィが去ってから十年後の世界に再び訪れます。
    あっさり敵を退けた後は、五日間だけの滞在でありとあらゆる人々の噂と羨望の的になり、ついでに立場の弱かった国王の愛妾ポーラを名実ともにリィの代わりとするために戴冠式を行います。
    たったの五日間で濃いこと。
    そのいない十年の間に子どもたちは増え、デルフィニアの未来も安泰。
    愛妾の子だからと悩む国王の長男に自信を与えるように国王を一喝したりと、リィは変わらずデルフィニアの人々にとっては伝説級の天界の女神として印象を残して去っていくのです。
    何でもない日常が、リィがいるだけで特別な日々になる。そんなデルフィニアの物語をまた読ませてくれたことに感謝です。
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    投稿日:2021.11.27

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    また戻ってきたこの世界へ
    紅蓮の夢を補ってくれる
    色々な物語
    紅蓮の夢だけでは
    主人公視点だけだったのが
    脇を固めてくれる
    二世達が
    いてくれる
    10年も経てば
    キャラクタたちも年を重ね
    新しい命も生まれる
    考えている思いがある
    その思いの
    視野が狭くなりすぎてしまう時に
    彼らがいてくれるおかげで
    新しい世界を見せてくれる
    自分だけでは閉じない
    自分だけが正しいのではなく、
    納得をお互いに
    選んでくれたことに
    選ばれたことに
    その先に
    安心ではなく不安でもなく
    冒険をしていく
    その名前を形に
    伝えることで
    交換することで
    名前に思いをつなげる

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    投稿日:2021.09.09

  • akiuwa

    akiuwa

    [江戸川区図書館]

    デルフィニア戦記外伝3巻。
    読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。

    好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
    大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。ただ、外伝は1までしか読んでいなかったので、前作と本作は初。

    ■収録作
    ・西離宮の灯り
    ・ヴァンツァーの手紙
    ・リュミエント卿の葛藤
    ・コーラルの十年
    ・ジャンペール家の団欒
    ・ドラ伯爵家の騒動
    ・サヴォア公爵家の事件
    ・ロッテと薔薇の精
    ・ポーラの戴冠式 前編:ポーラの戴冠式
    ・ポーラの戴冠式 後編:来世の約束
    ・新たなる日々

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~
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    投稿日:2021.04.30

  • マッピー

    マッピー

    このレビューはネタバレを含みます

    目次
    ・西離宮の灯り
    ・ヴァンツァーの手紙
    ・リュミエント卿の葛藤
    ・コーラルの十年
    ・ジャンペール家の団欒
    ・ドラ伯爵家の騒動
    ・サヴォア公爵家の事件
    ・ロッテと薔薇の精
    ・ポーラの戴冠式・前篇
    ・ポーラの戴冠式・後篇
    ・来世の約束
    ・新たなる日々

    短篇連作集というよりは、長編のエピソード集という感じ。
    偉大なる楽屋落ちというか、個別に成立している短篇ではなくて、長篇のファンに贈るサイドストーリー…いや、やっぱりエピソードだな。

    本当ならもう、リィたちはデルフィニアには戻らないはずだった。
    しかし人外の力でデルフィニアが危機に陥った時、リィはデルフィニアに戻った。
    10年ぶりに。

    その戦いぶりについては別に書かれていて、今作は初めてデルフィニアの王妃であるリィと接した、ウォルやバルロやナシアスやイヴンの子どもたちの話が主。
    なので、この本から読み始めても、さっぱりまったくちっともわからないと思う。

    でもまあ、これからのデルフィニアの形がきっちり決まってよかったね。
    さくさく読めて、私もうれしい。

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    投稿日:2020.12.09

  • Mu

    Mu

    「紅蓮の夢」でリィがデルフィニアに還っていた5日間(と言うか実質4日か)の出来事を描く短編集。
    オーロンとの戦が終わった後の幸せな日々の話なので、もう何の憂いもなくこちらの幸せな気分で読んだ。

    王妃に会った子供たちの行動に悩まされる大人たちという図式がなんとも愉しかった。
    特にバルロなんか、娘にお父さん大嫌いなんて言われた日にゃあ、それはめげるよなあ(笑)

    ポーラの戴冠に関しては、あれ? リィが王妃のままなのにどういうこと? と思っていたけど、そういうことだったのか。
    みんなに囲まれ祝福を受けるポーラのなんと幸せなことだろう。
    そして終生の忠誠を国王ではなく王妃に捧げるポーラの変わらなさ。
    うん、いいね。

    またいつか、リィとデルフィニアの人々が合う日が訪れることを願っている。
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    投稿日:2019.03.26

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