みずほ、迷走の20年
河浪武史(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
●経営陣がいっせいに交代する事態に ATM障害が続いたみずほ銀行。2021年に発生した障害は8回を数えた。22年2月に木原社長が就任し、心機一転のスタートを切った。 みずほの障害は、東日本大震災直後にも大規模なものが発生しており、その後新しい基幹システムを投入したものの、防ぐことができなかった。システム部門のトップに、システムに不慣れな人が就き、また障害後も、店舗で迅速な案内ができず、人災と言われても仕方がない状況を招いた。金融庁の調査では銀行の行風として「言われたことしかやらない姿勢」も指摘された。 本書では、そこに「ガバナンス不全」を見る。銀行発足当初からシステム障害が発生し、その後、基幹システムの「旧3行」でのたらい回しも起きた。障害が起きるたびに専門社員が処分され、システムに強くない人があてがわれた。当然、社長・頭取候補と目された人も経営陣に戻ってくることはなかった。●みずほ20年の軌跡から未来を見据える 1989年には興銀、第一勧銀、富士がそろって時価総額で世界上位に入っていたが、これほどまでに米国に水をあけられてしまったのはなぜなのか。フィンテック、グローバル、グリーン分野が今後の反転のカギになるだろう。 現役・OBのみずほ関係者のインタビューからもストーリーを展開。実態を解き明かす。 本書では、企業風土や組織の問題を新聞記者の目線で取り上げる。
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商品情報
- シリーズ
- みずほ、迷走の20年
- 著者
- 河浪武史
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2022.06.14
- Reader Store発売日
- 2022.06.14
- ファイルサイズ
- 7.2MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (9件のレビュー)
-
カミさんがスケソウダラ鍋を作ってくれた。
足が早い魚なので、タラコをとって直ぐにカマボコなどに加工することが多い魚。鮮魚のままで店に売りに出るのは珍しい。
春日のマルエツで発見。この店は魚の品揃え…は多くはないが、時おり珍しい鮮魚が手頃な値段で並ぶらしい。
スケソウダラは、見た目はややホラーだが、身がやわらかく淡白な味わい。熱を通しても、硬く身が締まらないので鍋物によく合う。フライやソテーも美味しい。
以上、カミさんの解説でした。
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「みずほ、迷走の20年」(日本経済新聞社)を読んだ。
私が就職する頃は、銀行冬の時代と言われていた。
規制緩和が進み証券会社が台頭し、銀行の地位が下がっていくという様な内容だったと思う。
しかし現実は、想定を大きく上回る大きな激変が金融機関全体を襲った。この様な変化を誰が想像できただろう。
しかもまだまだ現在進行形中で、この先どうなっていくか全く不透明だ。DXなどによるビジネスモデルの大きな変革が金融機関は余儀なくされている。
そんな中、三男も来春金融機関に就職することになった。たぶん、当事者の苦労の度合いは益々高まっていくことだろう。
とりあえず頑張ってみるよと、三男は呑気な受け応えだが、夢と若さと時間という宝物を沢山持っているのが何よりの強みだ。
一度しかない人生を、悔いなく思い切りアクティブに過ごしてほしい。続きを読む投稿日:2022.10.22
システム障害を繰り返すみずほ迷走の原因について
①グランドビジョンが全くない
②3行派閥の対立でそれぞれの強みが活かされていない
③無謬主義(ミスが許されず萎縮してしまう)
他にも不良債権問題やリーマ…ンショックなどシステム統合に資金を捻出できなかった背景もかかれていた
みずほに限らず、日本企業に共通する問題点であり学ぶべき点が多い続きを読む投稿日:2024.03.06
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