天才はみんな「鈍感」さん　ありのままの私を大切にした偉人の話

• 

  レビューネーム未設定

  素敵な言葉がぎっしり詰まっている。いろんな天才の生き様をみると、全ては自分を受け入れることから始まるのだなと思う。自分にとって、アインシュタインの考え方は共感の嵐。
  

  投稿日：2022.01.19

• 

  mi-miffy

  このレビューはネタバレを含みます

  《私が気になった人物、要約》
  
  ■夏目漱石
  生まれた事に意味はない。
  目的を自分で見つけ、自分はどうしたいのかという「自分軸」で考え生きていく。
  罪悪感は持たなくて良い。
  批判は成長の糧にする。
  
  ■…アインシュタイン
  ユーモアの精神が受け流す力、鈍感力を高める。
  常識は疑うもの。
  人それぞれ、得意不得意があって当たり前。
  得意なこと好きな事にのめり込む、生かす。
  
  ■オードリー・ヘプバーン
  幼少時代に親からの愛を感じられなかったからこそ
  「いかに家庭を陽気で楽しい場所にするか、安息の場にするか」を強く意識した。
  苦しい過去(トラウマ)は今を生きる活力に変える。
  
  ■シャネル
  ファッションは異性からモテるためではなく、自分の表現を楽しむもの。
  周りが批判したり笑ったりすること＝最先端
  
  ■ニーチェ
  現状に満足できず、不幸、生きづらさを感じているなら、社会や親から押し付けられた価値観に縛られている。
  
  ■フロイト
  コンプレックスの正体はトラウマからくるもの。
  内省、自己対話が新しい自分を発見する手掛かり。
  
  ■ユング
  「自分はダメだ」と責めず
  「自分には当てはまらなかった」と切り替える。
  「幸せにならないといけない」と
  強迫観念になってはいけない。
  幸せになるには
  不幸を知る、体験する必要がある。
  
  ■カーネル・サンダース
  失敗とは再始動したり
  新しいことをするために与えられたチャンス。
  今どんなに困難な道を歩んでいたとしても
  取り組むうちになだらかになる。
  ベッドに入ったら悩まない。
  
  ■トーベ・ヤンソン(リトルミイ)
  暗い人は楽しくするより楽にする
  それが自分らしくいられることに繋がる。
  将来の不安は考えても意味ない
  何かあったらその時考えればいい
  それで意外とうまくいく。
  
  ■シュルツ
  人は誰しも自分が活躍できる
  丁度良い居場所がある。
  気が滅入るのはユーモアが足りないから。
  
  鈍感さんと言うタイトルですが
  登場する人の大半は育った家庭環境が悪く
  繊細さんです。
  
  だけど、自分らしさを見つけたり、
  生きる意味を見付けたり、
  失敗を成功に繋げる力に長けていたので、
  上手くいったんだと思いました。
  
  全体を通して、柔軟性とユーモアが大事だと
  教えてくれている気がします。
  
  私も毒親育ちでメンタルボロボロですが
  参考にして、少しでも楽に生きられるように
  考えを取り入れていきたいと思いました。
  
  
  
  
  
  
  
  続きを読む

  レビューの続きを読む

  投稿日：2024.01.27

すべてのレビューを見る