子どもが育つ学級をつくる「仕掛け」の技術
若松俊介(著)
/学陽書房
作品情報
子どもがやりたいことを決め、クラス全員で学級をまわしていけるようになるには、教師の「仕掛け」が大切だった!子どもがどんどん動き出す仕掛けや、クラスの友達と協力しあえる仕掛けが満載!子どもの「先生、これどうやるの?」「今何をしたらいいかわからない・・・」がなくなり、教師の指示なしで、子どもが自分で考えてどんどん動けるようになる!たった3つのステップで、子どももクラスも成長していける!
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 子どもが育つ学級をつくる「仕掛け」の技術
- 著者
- 若松俊介
- 出版社
- 学陽書房
- 書籍発売日
- 2021.08.18
- Reader Store発売日
- 2021.10.07
- ファイルサイズ
- 3.3MB
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.8 (5件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
大事なことの確認ができた。
レビューの続きを読む
ん?と立ち止まらせてくれたフレーズ
『「教師の求める理想の像」として伝えないことが大切』
大人が最上位の目的を持つことは大事で
そのために何をしていくか整理していくことで
大人としての一貫性が出ると思っていた。
だからこそ、ん?と立ち止まった。
これは結局理想像を強く描くすぎるあまりに
目の前の子どもが見えなくなるからだと思う。
こうなっていきたいよねということは
子どもと一緒に考え、一緒に考えを分かち合ってないと意味がないのかな。
目の前の子どもたちも教師の理想像が強すぎると
「先生の理想に近づくための自分たち」と
感じていく気がする。
第一に目の前にいる子どもたちを見ることができているか。
ここが最優先になってるかどうかって
子どもたちもすごく感じるところだと思う。
自分もそう感じさせていないか、考えさせられる。
教師のこうしたい、よりも
子どものこうなりたいを大切にすることができているか。投稿日:2021.09.20
同著書の「教師のいらないシリーズ」と比べ、よりスキル的なところに目を向けた本書。しかし、根っことなる考え方は「子ども一人ひとりをしっかりと観る」ことと感じた。自律と協働が子どもたちの中で育っていくため…の「問いかけ」「チャレンジ」「グルーピング」「わからないを言葉にする」「聴き合う」などの仕掛けは、自身の教室で是非とも参考にしたい。
「自律」と「協働」をテーマに「学級経営での仕掛け」と「授業での仕掛け」と整理されていたが、どの内容も他の内容と繋がっていくことが面白い。ここから、著書の中にブレない軸があることを感じる。題名は「仕掛けの技術」となっているが、この軸を感じとっていくことが僕自身の学びとしては大きかった。中でも印象的だったこと2点についてまとめたい。
1.「うまくいかない」場をつくる。
2.子どもたちを「変えよう」としない。
1.「うまくいかない」場をつくる。
その一時の「うまくいく」を目指すのであれば、教師がすぐに声することが必要です。でも、子どもたちをが本当に「うまくいく」ようになることを目指すのであれば、「うまくいかない」ことをきちんと経験できるようにすることが大切になります。【引用】
先生の仕事は、何事もなく1年間過ごすことではない。目に見えるところを指導して見栄え良くすることでもない。子どもたちの「心の成長」を支えることだと考える。その指導や声かけは誰のためにしているのか。何を目指してしているのか。このことを考えさせられる。目に見えるところを指導して、子どもたちの行動に変化があった。それは果たして成長といえるのか。子どもたち一人ひとりを丁寧に観ることで、その子の「心の成長」まで見取っていきたい。
2.子どもたちを「変えよう」としない。
大人の理想の押し付けにはなっていないかを考えさせられた。理想を求めるから大事なことを見失ってしまう。たしかにそうだ。「自律」というキーワードにしても、それぞれに理想がある。その理想の姿を求めてしまうから、目の前の子どもたちの小さな自律の姿を見失ってしまう。そして、「できてない」と思う。この「できてない」はあくまで、教師の勝手な理想に対する「できてない」である。そこに子どもたちの想いはない。「心の成長」のためには、やはり、子どもたちが自ら「変わる」ことが必要である。教師はあくまでそのきっかけをつくるに過ぎない。そして、そこには子どもの想いが必要であり、時間がかかるものである。長い目で見て、小さな成長を喜び、成長を支える先生でありたい。
おわりににはこんな一節があった。「今を大切にして子どもたちと毎日を過ごしていきたいです。そんな中で、読者のみなさまとも、よりよい教育を共に追究していければいいなと思います。」本書は、こうすれば上手くいきますということを伝えたいわけではない。教室でも、社会でも、答えのない問いに対して、対等な立場で他者と共に考えていこうとするあり方を感じる。人として成長していこう、もっと教室を楽しもうと思える一冊だった。続きを読む投稿日:2021.08.27
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。