本能寺前夜 西国をめぐる攻防
光成準治(著者)
/角川選書
作品情報
信長との合戦を繰り広げ、将軍の権威を利用して西国諸大名との連携を試みた毛利氏。一方、毛利氏の勢力拡大に反発する大名・領主層を抱き込む包囲網を目論んだ信長。西国経略において競合していた軍事指揮官の秀吉と光秀は、最大の敵・毛利氏との決戦と、天下一統とが近づくにつれ、立場に齟齬を生じさせる――。本能寺の変の背景を、合戦を軸に西国大名の関係に着目し検証。天下一統への希求を生んだ状況に最新研究で迫る。
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商品情報
- シリーズ
- 本能寺前夜 西国をめぐる攻防
- 著者
- 光成準治
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川選書
- 書籍発売日
- 2020.02.26
- Reader Store発売日
- 2020.02.26
- ファイルサイズ
- 18.5MB
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この作品のレビュー
平均 3.2 (5件のレビュー)
-
本能寺の変に至る背景を、織田権力と西国の諸勢力の関係から推定していこうとする内容。信長上洛以後を対象とし、毛利氏の動向が叙述の中心。各勢力内外の関係性がどう変化していくのかが分かりやすい。
投稿日:2024.03.06
タイトル見ると本能寺がメインに聞こえるが、そっちはあくまで巻末のおまけみたいなもので、言ってみれば「毛利帝国興亡史」って感じ。厳島の戦い以後、急速に領土拡張を進めた毛利家であったが、国人連合体という従…来の体制から脱却できず、逆に兵農分離を推し進めて軍制の近代化を進めた織田家にじわじわと侵食されるってのが大きな流れ。
本能寺の変がなくて、信長の出陣が実現していたら、講和条件ももっと屈辱的なものになっていたはずで、毛利にとっては渡りに船だったんだろうと思う。
終盤に、信長が、家臣団のライバル関係(特に秀吉vs光秀)を盛んに煽っていたという話が出てくる。そういう状況もあって、中国・四国戦略の両方で主流派から外されて焦ったことが光秀による本能寺の変の動機っていうのが作者の説。なかなか説得力あるが、個人的には光秀には九州なんかでの挽回の余地もあったし(作者は無いって書いているけど、実際秀吉も対島津で苦労しているしね)、絶好のチャンスが目の前に転がっていたっていうことに尽きると思うね。続きを読む投稿日:2021.03.24
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