それ以外で勝負している会社 else if(エルスイフ) 実績から学ぶ、IT業界で障害をもった方々とプロジェクトを成功させた多様な働き方
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あらすじ
「ITが、障害のある人たちを『仕事』『経済』『自立』の面から支援できる」この事実をたくさんの方に知っていただきたかった――こう語るのは、著者である株式会社else if 代表取締役社長 高森啓二氏。株式会社else ifでは、グループ会社である株式会社カムラックにITの仕事を発注することで、カムラックで働く障害のあるメンバーの教育とサポートに携わっています。その取り組みは、単なる仕事の枠を越え、経済や自立のサポートをも実現しているといえるでしょう。カムラックで働く多くのメンバーが、障害を抱えながらも、ITの仕事を通して自立を目指しています。それを支えるelse ifの取り組みから、新しい社会貢献の形が見えてきます。障害のある皆さんと一緒に仕事をするという話をすると、「そんな仕事は大変だ」と思われる方はまだまだ多いのが事実です。確かに大変かもしれませんが、この大変さをみんなで乗り越えていくと、この仕事を通して技術者のスキルが上がるし、何よりもお客さんへのメリットを自信を持ってお伝えできる。だから、多くの企業さんに、ぜひ真似してもらって、このビジネスに参入してほしいと思っているんです。(本文より)【目次】この本に込めた思いエルスイフの成長がカムラックの力に 営業力強化に向け、知名度を上げようVol・1 多様な生き方を支え、働きたい人が働ける会社でありたい この「出会い」がなかったら、多様性社会はもっと遅れていたかも 受容すること、尊重することそれだけで、世界は変わるVol・2 アツい二人のぶっちゃけトーク「感性」と「ロジカル」の化学反応に期待 髙森&賀村が作り出すリアル版“引き寄せの法則”Vol・3 4つの事例にみる新しい社会貢献のカタチ 事例1 1万8000P 行政のHP制作で連携 メンバーのスキルアップから雇用にもつながる 事例2 障害者雇用の相談事からプロジェクトが誕生 スーパーカムラックとの連携が採用実績につながる 現場の視点 仕事の苦労は、どこでも当たり前。特別視しない環境が自信につながる。(株式会社 else if 代表取締役副社長 安永新一) 事例3 コミュニケーションツールの開発企業が感動 ユーザー視点での関わりが受注につながる 事例4 エルスイフができなかったデザイン分野でカムラックとの連携による相乗効果を生む最後に 多様な人材が働くオンリーワン企業、それがエルスイフ 社会的意義ある事業への誇りと自負 大切なのは、メンバーひとり一人と向き合うこと

