女に生まれてモヤってる!
ジェーン・スー(著)
,中野信子(著)
/小学館
作品情報
女の損は見えづらい。
生き方が多用化し、女性としてのライフスタイルに「正解」や「ゴール」がない今、私たちはどのような道を選択すれば、心地よく生きられるのか。コラムニストのジェーン・スー氏と脳科学者の中野信子氏が、これからの女性の生き方を対談形式で語り合います。
【一章】「女らしさ」は誰のため?
-「女らしさ」とは自己決定権を手放すこと
-メイクや服は女ウケを狙ったほうがコスパがいい 他
【二章】敵と味方とルールを再検証する
-「女同士はわかり合える」という一枚岩幻想
-新自由主義の流れでカオス社会が爆誕 他
【三章】恋愛と結婚、私たちの戦略
-自分よりも能力が高い人を好きになるという通過儀礼
-パートナーはまっとうに生きるための漬物石
【四章】なぜ女は自信を持ちづらいのか?
-男は女よりも自信を持ちやすい
-依存相手は都合のいいスクリーン 他
【五章】いつか結婚も出産もレジャーになる
-妊娠・出産をアウトソーシングする未来
-私たちが本当に後世に残したほうがいいもの 他
【六章】ジャストフィットな生き方は自分で決める
-男社会で設定されたゴールがすべてじゃない
-今の選択が正しかったと思えるように 他
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この作品のレビュー
平均 4.0 (71件のレビュー)
-
珍しくタイトルに惹かれて衝動買いした本。
ジェーン・スーさんの本はいつか読みたいと思っていた。
自分自身、幼少期は男に生まれたかったという強い思いがあったけど、最近は女性であることに楽しさも感じつつ…ある。それでもやっぱり不当に扱われたり理不尽なことが多い毎日で(何も、すべての原因が「女だから」というわけではないけれど)、怒りが爆発しそうになっていた。
心の内でモヤっとしていたことをお二人が言語化してくれて気持ちが少し軽くなったり、逆にあまり共感できない話もあったり…。自分ならどうかな、と常に考えながら読めて面白かったです。
人生の選択に正解はなくて、自分で正解にしていく、というのは自分でもよく考えることだったけれど、やっちまったと思ったら自分ですぐに「アイロンをかける」というのは、すごく好きな言い回しだった。
心の隙間を他人で埋めても満たされることはない、結局自分で頑張るしか満足できないというのは、そうだよなーと共感し、過去を忘れる力が高い人が幸せを掴めるというのには、ドキリとした。
結局色んなことを考えた結果、却ってモヤモヤが増えたけど、それがいいのかな、と思ったり。モヤモヤしながらあれこれ考えて動かないと、配慮のできない人になってしまうし、搾取されてしまうような気がするから。
自戒を込めて、イヤなことに声を上げることと、恨み節になってしまうことは違うので、気をつけようと思います。続きを読む投稿日:2022.03.10
男性は女性の性的な要素を見ると、思いやりや良心を司る脳の領域が働かない。つまりセクシー女性を男性は人と判断できないらしい。
ほんまかいな。でも性被害をそういう脳の仕組みで捉えると納得できる。
本書では…男性は「美人をモノとみなす」といった視点で議論をしているけど、おいおいブスへの視点はどこいったよ。
居酒屋で酔っ払った高学歴女子が議論している粗々トークという印象はありますが、とはいえ普段からジェンダーについて発信している彼女たちの話は考えさせられたり、ぐさっとくるものがありました。
・女性はキレイにするのにお金や時間をかけているから「おごってもらって当然」という理屈を正当化していると被害者視点でしか物事を考えられなくなる。
・「おごられる」は相手の支配を受け入れることと等価。うーん、、、これはちょっと私の中で結論を先延ばし。
・「男たるものスキンケアなど言語道断」現代では命取りの社会規範。そもそも男性と女性で入手できる情報に偏りがある。「男性は女性より肌が強い」ということもあったのかもね。「男性は日傘使わない」のはそろそろ見直そうよ。
・【ステレオタイプ脅威】「女性は理数系が苦手」というステレオタイプが本当に女性のパフォーマンスを下げている。自分の「〇〇が苦手」は、もしかするとこれによるのかもしれない。
・女性は食べ物じゃないから「賞味期限」は無いし、空気も呼吸するものだから「読む」必要もない。女の敵も女じゃない、性差なんてない。
・仕事ができない男性管理職がごまんといるのだから、仕事ができない女性管理職だって普通にいたっていい。
私的には上記が一番刺さりました。たしかに女性はなぜか役職に就くなら完璧を求められるし、「そうであらねば」といった意識は私にもありました。そんなこと言ってるから誰もなりたがらない。そうだよね。ちょっと自信がでました。
「自分に自信がない」女性への処方箋は【歳を重ねる】【学習して不安を埋めていく】だと本書ではいったん結論としていますが、自分がいかに世の中の社会規範に囚われているか気づくことがいいような気がしますね。気づくためにはある程度の経験値や学習が必要ってことか。続きを読む投稿日:2024.04.22
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