いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング
飯山晄朗(著)
/秀和システム
作品情報
メンタルトレーニングで、低迷していた高校野球の名門校を再び甲子園に導いた著者が、子供を本気に変える新しいノウハウを公開します。本書は「集中力が続かない子」「ミスを怖がる子」「消極的な子」など子供のタイプ別に、メンタルトレーニングの方法をわかりやすく解説した入門書です。大ヒットの前作『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』では書ききれなかった事例を、新たな視点を加えて書き下ろしました。
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この作品のレビュー
平均 3.9 (8件のレビュー)
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面談する際に役立つかなと思って購入。
声かけの難しさを感じます。
そして、これは言い方にもよる!
本の受け売りをそのまま伝えても全く効果がない。
この本でいいなぁと思うことがあれば、
それをいったんか…み砕き、
自分のものとして、初めて言葉に力が生まれる。
ぼちぼち頑張ろう。続きを読む投稿日:2016.08.11
主に高校の野球部のメンタルトレーニングのコーチとして活躍する著者が、「持っている能力を発揮できない子」、「自分の殻に閉じこもっている子」、「前向きな行動ができない子」、「悪習慣が身についている子」、…「何をやっても諦めやすい子」という「いまどきの子」に対して、どんな声かけ、働きかけをするのか、実例をもとに紹介していく本。
おれも教員なので、「いまどきの子」と接しているが、免疫がない世代には厳しいよな、と思う。特に自分が親だった場合。なので、この本は簡単に「いまどきの子」と典型的な声掛けパターンを知れるハウツー本として、結構機能するんじゃないかなと思った。納得したところや、役立ちそうなところなどのメモを以下に記録することにする。まず「積極性がないのは、損したくないから」(p.107)というのは、結構いまどきの人にはあるよな。「もらう」ばっかりで「与える」ということがない人たち(この一冊前にブクログで書いた『ひと』という小説は、主人公が「与える」話だったとも思うけど、そんな主人公は「いまどきの子」じゃない)で、すぐ「ダレトク?」みたいなことを言う。この前なんか何かの仕事をやってもらった図書カードの謝礼?ですぐ時給換算してみたりとか。「最近の子に多いパターンなのですが、とにかく損することを嫌う」(p.107)というのは、全くその通りだと思う。で、役割を与える、というのも割とオーソドックスなパターンだと思う。あとは子どものことというより自分のことだけど、自分は昔から本番に弱い。「脳は思っていることを実現する」(p.23)というのは、その通りらしく、本当にこうなったら嫌だなと思ったことがそのままそうなるパターンが多い気がする。今やっているドラマの「下剋上球児」で試合前に監督が「目を閉じて、自分のチームが勝ったことをイメージしろ」みたいなシーンがあったけど、この本にもだいたいそんなようなことが書いてあって、やっぱりスポーツやる人にはメジャーな、というか当たり前のことなのかなあ。おれスポーツやったことないから、全然その感覚が分からないけど、これはある程度年齢がいってしまったマイナス思考の大人にも有効な方法なのだろうか。本当のプラス思考とは、という話で「いくら強気を発言をしていても、それが『事前に最悪の状況をシミュレーションしてたから』ではなく、単に『ピンチから目をそらしているから』であれば、それは本当のプラス思考ではないのです」(p.151)ということで、でも最悪の状況をシミュレーションしたら、その通りに脳が動いてしまうんじゃないかと思って、それも怖いなあと思った。その他、「やらなかったらどうなる?」と問いかけるとか、スマホいじってばかりの生徒にはスマホをやってもいいけど「今すぐやるべきなのか、きちんと考えて、それでもやりたいなら、やるようにしよう」(p.220)と言うとか、色んなノウハウが詰め込まれていて便利。
ただこういう本を読んでおいてしかも役に立ったと言っておいてこう言うのもなんだけど、やっぱりおれ著者みたいな自己肯定感にあふれたプラス思考は出来ない人だから、この人おれとなんか違うし(というか正反対?)、こういう人身近にいたら絶対疲れるよな、という冷めた感じで常に読んでしまう感じがずーっとあった。ということを思うおれもいい年して「いまどきの子」なのかもしれない。(23/11)続きを読む投稿日:2023.11.23
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