入門 起業の科学
田所 雅之(著)
/日経BP
作品情報
起業・新規事業のバイブル『起業の科学』の著者が教えるこれから「ゼロイチ」を目指す人のための入門書。「おっ、これはわかりやすくなった!」――『1分で話せ』著者・伊藤羊一氏 推薦!2017年秋刊行の『起業の科学 スタートアップサイエンス』は、異色のロング&ベストセラーとなりました。起業家の熱烈な支持を得て累計5万部突破。大企業や官公庁でも続々採用。新しいバイブルとして定着しています。そのエッセンスをコンパクトに凝縮したのが本書。「起業が成功に至るプロセス」の全体像が、すっきり素早く頭に入ります。ボリュームたっぷりのオリジナル版は、実際に起業した人が「いま悩んでいること」について、辞書的に調べるのには好適ですが、1冊を読み通して起業の全体像を俯瞰するのは大変だったかもしれません。本書では、これから起業したい人、新規事業を立ち上げたい人に、「この先に待ち受ける課題と解決策」の全体像をお伝えすることで、起業への不安を解消し、起業へのモチベーションを高めることを目指しました。「ゼロからイチ」を生み出せる人になりたい――。そう感じたとき、ぜひ手にとってください。
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商品情報
- シリーズ
- 入門 起業の科学
- 著者
- 田所 雅之
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2019.03.01
- Reader Store発売日
- 2019.03.01
- ファイルサイズ
- 24.1MB
- ページ数
- 216ページ
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この作品のレビュー
平均 4.4 (20件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
目的: PMFの達成
1.アイディアの検証
2.課題の質の向上
3.ソリューションの検証
4.必要最低限の製品づくりと検証
1.アイディアの検証
目標: 正しい仮説を立てる
・本質的な顧客の痛みを理解しているか
・なぜ私がやるのか
・他の人が知らない秘密。誰もが気付く/実行できる解決策では、大企業に負ける
・今ではSNSのおかげでイノベーターとアダプターは増えている。いかに早く使ってもらい、PDCAを回せるか
・今はない、スケールの大きな市場を作るのがスタートアップ。すでにある市場で確実に設けていくのがスモールビジネス。
・なぜ2年前でも2年後でもなく、いまやるのか。
・PEST分析大切。
・ビジネスアイディアの10のフレームワークを理解しろ
・持続的イノベーションと破壊的イノベーションは違うら
・ニッチな市場を独占し、広げろ。
・リーンキャンパスを何回も書き直せ。
2.課題の質の向上
目標: 想定顧客と起業家の課題意識の合致
(顧客の本当の課題を突き止める)
・課題検証で8割が決まる。
・ペルソナを作れ
・エンパシーマップを作れ
・カスタマージャーニーを作れ
・認知バイアスが働く。想定が本当に正しいか、高望みはしていないか、クリティカルに考えろ
・ジャンベリングボードで前提条件を洗い出せ
・20人のアーリーアダプターにインタビューしろ
・KJ法でインタビュー結果をグルーピング→新たな仮説づくり
3.ソリューションの検証
目標: 想定する課題と想定する解決策の合致
(顧客の課題を解決できる&使ってくれる解決策の洗い出し)
・プロダクトタイプカンバンボードを使え
・顧客インタビューで、ブレストした機能の中から本当に重要な機能を見極めろ
・本当に必要な機能に専念しろ。あったらよい、は実装するな
・プロトタイプの要点を30秒で語れるようにまとめろ
・まずは紙でプロトタイプを作れ。全員で作れ。
・機能の分類→構造化→各画面の表示コンテンツ決め→ページ遷移決め→UX想定→ユーザーインタビュー
・ツールプロトタイプを作成しろ
・ユーザーインタビューは動画に撮れ。わずかな体の動きを見逃すな。
4.必要最低限の製品作りと検証
目標: 実用上最低限の製品を作り、検証する
・作り込む必要はない。検証に必要最低限な機能だけを持った製品(MVP)を作り、何度も検証しろ。
・プロトタイプ検証は無料、MVP検証は有料。じゃないと、お金を払うだけの価値を感じているかわからない。
・MVPのタイプは5つ。
・ランディングページMVP(LPを作る)
・オーディエンス開発型MVP.(想定顧客がいるコミュニティに入り込み、使ってもらう)
・コンシェルジュMVP(実装せず手動でできることは手動で)
・動画MVP(製品紹介動画を作り、事前申し込みを募る)
・ピースミールMVP(既存のサービスを組み合わせて、作りたいサービスもどきを手軽に作る)
・ツールMVP(すべてを実装せず、目玉機能のみ実装する)
・MVPを作り検証したいユーザーストーリーを明確にしろ
・スプリントキャンバス、スプリントカンバンボードを使え
・検証のために、泥臭く足を動かし、顧客に会い続けろ。
・AARRR指標(海賊指標)で反応を分析しろ
・獲得→初回利用→継続利用→他のカスタマーの紹介→売り上げ確保
・MVPの検証とは、バケツの穴を探り当て、1つ1つ塞いでいくこと
AARRR指標を用いて検証するために、事前にKPIを設定しろ
・「content is king, UX is queen」。新しい機能を実装するより、UXを改善しろ。
・PMF達成の条件は3つ。高い継続利用率を保てているか。ユーザー獲得から収益化までの流れが確立しているか。リーンキャンバスのすべての項目の内容が成立しているか?
・「この製品がなくなったらどう思うか?」という質問に「非常に残念」と答える人の割合が40%を越えれば、継続的に顧客を獲得することができるか
この項目を全て満たせば、PMFを達成できる。すなわち、0→1を実現できる。
しかし、これは0→1はあくまでテスト販売。ここからが本当のスタート。1→10, 10→100の戦いが始まる。そこからは、製品の採算性の向上など、別のスキルが必要になる。
投稿日:2019.06.04
投資家目線からの起業する人へのプロセル解説書である。起業だけでなく、新事業を立ち上げる方にもオススメ。基本的なノウハウ、ステップを教えてくれるため、基本動作を守れば進めれる内容であった。
投稿日:2023.02.28
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