イギリスの首相に学ぶ!反論の伝え方
信夫梨花(著)
/主婦の友社
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【電子版のご注意事項】※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。首相と野党が向かい合って対決する英国議会。その丁々発止ディベートに学ぶ、相手がもう反論できない反論の極意、初公開イギリス議会の風景はご存じでしょう。首相と野党党首がテーブルを間に身を乗り出し論戦をします。福沢諭吉は「よく果たし合いが起こらないものだ」と驚きましたが、しかし、果たし合いは起こりません。追究や質問に対しては言葉できちんと反論し、それに相手がなるほどと納得するからです。反論できずいつも黙ってしまうあなた、イギリス首相が実践している反論の伝え方を教えましょう。その一例を。★「その理由は2つあります」と打ち上げて1つしか言わない。★「そんなにおっしゃるならなぜあなたが先にやらなかったのですか」と切り返す。★「正にその点こそ議論したいと思っていたポイントです」と逆提案する。★「ところでご質問は何だったのでしょうか」と言いたいことを言った後にとぼける。★「それよりももっと大切なことがあるのです」と論点をずらす。★「それはあなたが先にやったことですよ」と弱みを突く・・・など、詳しくは本書を。信夫梨花(しのぶりか)大阪府立大学卒業。大学サークルで英語のディベートを学ぶ。京都大学大学院を経て、米ウィスコンシン大学マジソン校修士課程修了。比較教育学専攻(サッチャー政権の中等教育改革)。国際交流基金勤務を経て渡英。以後、ライター・コーディネイターとして活躍。2010~14年、ヴァージン・アトランティック航空サイトにブログを掲載、同ブロガーの中でアクセス数トップに。2000年のテート・モダン美術館オープニング・パーティでトニー・ブレア首相と握手し、2006年、この本にも登場するニック・クレッグのスピーチを某議員宅パーティで拝聴するなど、ロンドンではイギリスの政治家に接する機会にも恵まれた。日本にいた頃は、何か聞かれても日本人にありがちな「わからない」「どっちでもいい」を繰り返していたが、それでは欧米では通用しないことを思い知り、自分の意見を言うことを心がけ、今では話し好きに。2013年、サッチャー元首相の死をきっかけに、本の執筆に専念。14年間のロンドン生活を経て、2015年よりスペイン在住。
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この作品のレビュー
平均 2.5 (2件のレビュー)
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いろんな言い回しがある。よく使われるのは、
「それは事実と少し違います」
「おわかりになっていただけると思いますが」。
使いたいのは、次の切り返し話法。
「お話になればなるほど何を言いたいのか」
「本…気で仰っているとは、とても思えないのですが」
「紙に書いてあることら何でも信じるのですか」
「あなたにはもっと期待していたのですが」
「お知りになりたいことではないと承知の上ですが」
「それよりも、もっと大切なことがあるのです」
「やる前から、決めつけるのはやめませんか」続きを読む投稿日:2016.04.10
相手を説き伏せる反論のごくいを、首相の答弁から学ぶ。
イギリス議会はウィットに富んでいて痛快だと感じるが、
この本から実生活に活かせることは無いかもしれない。投稿日:2016.05.22
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