作る前にコストダウンする技術
西田順生(著)
/PHPビジネス選書
作品情報
緩やかながらも景気はいざなぎを越えた。しかし、業界や会社によって、まだら模様の回復のようだ。つまり、儲かっているところとそうでないところの差が大きい。売上よりも利益重視が叫ばれて久しいが、不調な企業は価格設定やコストについての考えが甘いのだろう。売上から原価を差し引いた利幅に、販売数量を乗じたものが利益となる。当然、これが最大値になるように値決めをする必要がある。では、どうするか。経営技術コンサルタントの著者は、「上流で儲ける仕組みを作れ」「原価管理はムダなだけ」「原価企画で儲けが決まる」と説く。さらに、「お客様に騙されるな」という章では、仕様条件、数量条件、取引条件を槍玉にあげる。そのうえで、営業段階、企画・設計段階のコストダウン技術をそれぞれ紹介する。上流の人から順々によい仕事をして、それを最終製品まで連鎖させる――本書にはこの不変の法則を達成するためのノウハウが網羅されている。
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商品情報
- シリーズ
- 作る前にコストダウンする技術
- 著者
- 西田順生
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHPビジネス選書
- 書籍発売日
- 2007.02.01
- Reader Store発売日
- 2017.06.16
- ファイルサイズ
- 10.5MB
- ページ数
- 184ページ
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この作品のレビュー
平均 4.5 (2件のレビュー)
-
コストダウンについて注意すべきポイントがわかりやすく網羅されている。
製造業向けとのことだが、着目点はどの業界でも同じだと思うので勉強になりました。投稿日:2010.03.28
このレビューはネタバレを含みます
技術士の経営解説。
レビューの続きを読む
値決め。原価計算の大切さが分かる。情報処理試験から簿記がなくなったのが痛いだろうな。誰が,何の根拠で,試験をいじくるのだろう。
原価を見積もる。仕様条件,数量条件,取引条件。それ…ぞれ制約事項かどうかを確かめるとよい。制約も,一時的なものか,長期的なものか。
取引条件の中に,納入条件も大事。多頻度小口配送だと経費がかかる。原価計算して,費用を明確に。
営業段階のコストダウン「お客様に教えてもらうコストダウン」
「あなたの直接のお客様が,真の顧客ではなく,その先のエンドユーザが真の顧客であるケースが少なくない」
1回目は一人で100問とく。2回眼は3−4人で100問解く。20%程度点数が高い。
原価計算していない。1回目が60点とし,2回目が80点だとすると,1回目の正解1点あたりの費用が10だとすると,2回目は1点あたりの費用が3人として22になる。
1回目10*60=600費用。2回目,それが3人なので1800費用。それぞれ60と80で割る。
倍以上の費用がかかっている。設計の原価計算をすれば,費用削減ができる。
設計段階では,1人が1回目に半分の時間で40点くらいの作業をし,それを持ち寄って,残りの4分の1の時間で80点くらいにすると,300+450=750。750/80=9.4で,費用削減ができた。設計時点の時間と投入人数を原価にきちんと入れましょう。
FMEA1時間。なるほど。
HAZOPは2時間が単位。お客様も入ってやる。技術の伝承だけでなく,仕様の確定,理由の理解ができる。
納期,品質,費用の三つ巴戦
コア技術=本業,ビジネスドメイン=仕事の範囲。事業領域。
お客様に騙されるな。は,やや過激かも。お客様が,売り手に騙されることも多い。どっちもどっち。
参考文献
粗利を2倍にする 西田
生産革命 西田
ゼミナール経営学入門 加護野続きを読む投稿日:2013.01.30
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