「俯瞰」でわかる決算書
中村亨(著)
/ダイヤモンド社
作品情報
「会社数字に強くなりたい、会計を知りたい」という理由で簿記を習う人がいるが、それは経営者になろうという人にはあまり有効ではない。本書では、できる社長たちが無意識のうちにやっている経営者視点からの決算書の読み方、活かし方を、ビギナーにもわかりやすく、実例をふんだんに盛り込み解説する。決算書を通じてビジネス現場の状況やその会社のビジネスモデルが見えてくるようになる会計推理力を鍛えよう。
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商品情報
- シリーズ
- 「俯瞰」でわかる決算書
- 著者
- 中村亨
- 出版社
- ダイヤモンド社
- 書籍発売日
- 2008.04.17
- Reader Store発売日
- 2016.11.21
- ファイルサイズ
- 18MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (7件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
公認会計士、且つ、コンサル会社代表である筆者が、決算書をざくっと読むコツを教えてくれる本。かなり初心者向け。ポイントは下記の通り。
レビューの続きを読む
①売上が大事?利益が大事?
→大企業では利益、中小・ベンチャーではまず売上。なぜなら、後者は、コスト削減をして利益を出す・・・という前に、そもそも売上を立てないと話にならない段階だから。
②B/Sを3分類して考える。
→「安泰型」 固定資産<純資産
「安定型」 固定資産<純資産+固定負債
「不安型」 固定資産>純資産+固定負債
③利益は意見、キャッシュは事実。
→利益は減価償却の仕方などにより操作が可能。それに対し、キャッシュの出入りは事実を記すことしかできない。
④CF計算書も3分類して考える。
→「成長企業」 営業CF△、投資CF+、財務CF+
「安定企業」 営業CF+、投資CF△、財務CF△
「衰退企業」 営業CF△、投資CF+、財務CF△投稿日:2012.06.10
2度目の読了。
■PL
売上総利益:付加価値(競争力)
販管費:人件費・オフィス代・広告宣伝費等
営業利益:本業の収益
営業外損益:有価証券の売却・評価・配当金・利息等
経常利益:本業の収益+財…務の損益
特別損益:貸し倒れ、設備・土地の売却等
純利益:投資家から見た企業の実力
※中小企業・成長企業には、利益よりも売上が必要。
(コスト削減には限界があるから)
■BS
自己資本比率から見る(25%未満は厳しい。40以上だと良い)
・流動資産。現金化しやすいもの。
・固定資産が多いのは製造業が多い。有価証券や株式も固定資産。
・固定資産の割合で、固定資産を効率的に活用しているか比較できる。キャノンVSソニー
・利益剰余金と資本金
・PLに多額の営業外収益が発生している場合は、それを生み出している固定資産が計上されている可能性が高い。
・資産の急増は、M&Aの可能性あり。ソフトバンク。
自己資本比率の低下は、責めている経営しているため。(有利子負債の増加。長期借り入れ、社債)
■CF
PLの補助的役割(売上と入金のずれ、固定資産の購入と減価償却の費用のずれ)
・営業活動 基本+
・投資 −は設備投資、有価証券の運用結果
・財務 +は調達、−は返却
※自己資本比率が低くて、財務が−は要注意
※財務が+は、何に使っているかが重要
※時系列で比較して、その傾向がわかる。
営業で稼いだ利益で、投資をまかなっているか。財務までまかなっているか。もしくは利益じゃ足りないから財務で調達しているのか。
※CFの営業活動の利益とPLの利益は異なる。減価償却等。
PLの利益+減価償却=キャッシュの増加
固定資産の多い会社は、利益−でもCFでは+になることもある。
※収益と費用(いつ発生したか)、収入と支出(お金の動き)
※在庫の問題。利益が本当に設けとは言えない.
※利益は意見。キャッシュは事実。(減価償却等経常基準変えられる。)
※JAL
利益剰余金が−で、CFの財務が−な場合、銀行が追加融資をしなかった場合がある。自社で増資を行い、自己資本比率を高めて、金融機関の信頼を取り戻す。
※CFで−が続く場合、自己資本比率は低下し、資金ショートの恐れが出てくる。
※キャッシュリッチ企業(任天堂・武田薬品)
販管費の3-4倍。十分投資しているのか?株主に汗顔しているのか?株主への配当金は、財務−にする。任天堂や武田薬品の財務−の理由は配当。
成長企業 営業- 投資- 財務+
安定企業 営業+ 投資- 財務-
衰退企業 営業- 投資+ 財務-
※CFの分析
日産のリバイバルプラン。投資抑制による影響、NOVA 急激なキャッシュ減、ソフトバンクの責める姿勢続きを読む投稿日:2015.07.06
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