幻の女〔新訳版〕
ウイリアム アイリッシュ(著)
,黒原 敏行(訳)
/ハヤカワ・ミステリ文庫
作品情報
妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった! 迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか? 最新訳で贈るサスペンスの不朽の名作。
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商品情報
- シリーズ
- 幻の女〔新訳版〕
- 著者
- ウイリアム アイリッシュ, 黒原 敏行
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 早川書房
- 掲載誌・レーベル
- ハヤカワ・ミステリ文庫
- 書籍発売日
- 2015.12.25
- Reader Store発売日
- 2016.07.01
- ファイルサイズ
- 1.1MB
- ページ数
- 416ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (82件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
ミステリーの古典でどんでん返しの結末、それだけでは興味津々ですが、 J・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズの面白さを知った私が本作を手にするのはもはや必然だったように思います。
レビューの続きを読む
エドガー・アラン・ポーのモルグ街の殺人から始まった推理小説の歴史。
本作も不朽の名作であることは読めばわかります。
主人公は株式ブローカーのスコット(職業は本作では全く重要ではありません)。
妻となんとか離婚をしようとしていたスコット、それまでとは手法を変え食事と劇場に妻を誘う。
直前になって行かないと言い出す妻と激しい言い合いの末に家を飛び出したスコットは何気に立ち寄ったバーで不思議な帽子をかぶった女性と出会い、妻と訪れるはずだった食事と劇場にその女性を誘う。
出会ったバーで再度酒を飲み、何事もなく女性と別れ、家に帰り着くと警官が。
スコットが外出している間に妻が絞殺されており、スコットは殺人容疑で勾留されてしまう。
妻の死亡時刻にはバーにいたと言うスコット。
彼がその時間にバーにいたことが証明できればスコットの無実は証明される。
しかし、バー、レストラン、タクシー、劇場の関係者はスコットは1人だったと証言し、彼は電気椅子による死刑を宣告される。
スコットに残された時間はわずか。
彼の無実を証明できる唯一の存在、"幻の女“はどこに消えたのか?
スコットは"幻の女“探しを親友であるジョンに依頼する。
友の為、ジョンは"幻の女“を探し始め、手がかりを掴むごとに情報源となった人々が次々に不審な死をとげます。
スコットが処刑されるまさに当日、ジョンはついに"幻の女“に辿り着く。
ジョンと時を同じく、スコットの無実を証明しようと走り回っていたのが、彼の若い恋人(愛人)キャロル。
裁判でのスコットの発言からもしかしたら彼は真実を語っているのかもと疑念を持ち始めた刑事バージェス。
三者三様で追い詰めた"幻の女“。
そこで明かされた驚愕の真実。
もはや古典とも言われる本作ですが、全く古さを感じることなく読み終えました。
説明
内容紹介
創立70周年記念作品 不朽の名作、ついに新訳版で登場!
けんか別れした妻が殺された。そのとき、夫は街で出会った奇妙な帽子の女と過ごしていた。唯一の証人は彼女だけ……今はどこに?(解説:池上冬樹)
内容(「BOOK」データベースより)
妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった!迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか?最新訳で贈るサスペンスの不朽の名作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アイリッシュ,ウイリアム
1903年12月4日ニューヨークに生まれ、1968年9月25日ニューヨークのホテルに死す。コーネル・ウールリッチやジョージ・ハプリィ名義でも作品を発表
黒原/敏行
1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)投稿日:2022.05.01
面白かった。
古典ミステリー?古いのは読みづらくて最初の状況把握までは時間が遅く感じたけど妻が殺害されて死刑執行日までカウントダウンされていく時にはもう物語にのめり込んでいた。
昔の親友を頼って幻の女…を探してもらう
同時並行でキャロルにも動いてもらって情報収集するとき緊迫した雰囲気が楽しめた。
なかなか情報収集が上手くいかずどうなるんだろうと思っていた矢先に急に真実を突きつけられて驚いた。
犯人探しなんてすっかり忘れていたので、そうかそういえばミステリーだから犯人がいるのだなとハッとした。
そこからの展開は早く、焦るように読了してしまった。
面白かった!
独特で詩的な文章最初はなれなかったけど、読み進めるうちにすんなり入ってきて違和感がない。
他の作品も読んでみたいと思った。続きを読む投稿日:2024.04.13
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