新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論2
小林よしのり(著)
/幻冬舎単行本
作品情報
圧倒的な称讃と共感、轟々たる非難と嫌悪で日本中を騒然とさせた史上空前の衝撃作『戦争論』の続編にしてさらなる問題作。日本はなぜ戦争をしたのか? 世界はなぜ戦争を繰り返すのか? そもそも戦争とは何か? 日本の戦争は本当に終わっているといえるのか? そして日本および日本人とは何なのか? 日本の行く末を変えた1冊。
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商品情報
- シリーズ
- 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論
- 著者
- 小林よしのり
- 出版社
- 幻冬舎
- 掲載誌・レーベル
- 幻冬舎単行本
- 書籍発売日
- 2001.11.15
- Reader Store発売日
- 2015.04.24
- ファイルサイズ
- 202.5MB
- シリーズ情報
- 全3巻
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この作品のレビュー
平均 4.0 (24件のレビュー)
-
共感できるなら・・・
9.11で、民間航空機がWTCのビルに衝突させられたところから話しが始まります。
おそらくその頃に書かれたものなのでしょう。
テロが起きたのは、アメリカの責任で、イスラム教徒がアイデンティティーを守る…ためのテロリズムを起こすのは当然という論調から始まります。
はたしてそうなのでしょうか?
中東とアフリカの地図の国境を、見たことがありますか?
(アメリカが、イスラエルを支援しているのは否定しませんが)民族や宗教を無視し、あの直線(国境)を引いたのは、アメリカでしょうか?
なぜ、中東の民族ではなく「イスラム教徒」がアイデンティティーを守るのでしょうか?
民族のアイデンティティーを守るのなら分かるのですが、「イスラム教」のアイデンティティーなんてあるのでしょうか?
イスラム教にも宗派があって、宗派がアイデンティティーなのに、「イスラム教」という単一の宗教がアイデンティティーを
守る戦いをしているように描いている時点で、中東のことは何も分かっていないのではないでしょうか?
日本のアイデンティティーを取り戻すとかいっていますが、日本は「日本人」ということがすでにアイデンティティーです。
同じ民族で、植民地支配を受けたこともなく、どこの国の干渉も受けていないということが既にアイデンティティーです。
そのアイデンティティーを確認するために、過去の戦争を美化して振り返る必要はありません。
過去の戦争は、日本人のアイデンティティーを守る戦いだったはずです。その事実を語ればいいのであって、
その戦争を、美化する必要はありません。
翻って現代は、他国からの脅威に対して、我々はどう対処していくか、先の大戦での出来事として誤って広がった慰安婦や南京大虐殺を
実際はそれらのようなことはなかったのだと、どのように世界に広げていくかというような前向きな話しをすべきと思います。
「サヨク」(説明がないのでなんだかよく分かりません)「右翼」「左翼」「極左」とか、新聞社(朝日、毎日、産経、読売)の社説とか
どうでもいいんです。だいたい、新聞社の社説ってそんなにありがたいものなのでしょうか?
常識知らずで申し訳ないですが、社説読んでる人って、マスコミ関係者だけなんじゃないでしょうか。
社説が世の中を動かしたなんてことがあったのでしょうか。
もしあなたが、テロや国防に興味があるのなら、もっと幅広く読書する必要があると思います。
第1話で、上記のような疑問が沢山湧いてしまったため、先に進めませんでした。
結局マンガは、誇張して描かなければ面白くないからか、感情論だけになってしまっているのが残念でした。
こういう感情に共感できるなら、あるいは、あくまでマンガとして(フィクションとして)楽しむのなら、面白いかもしれません。
続きを読む投稿日:2016.08.17
-
偏見なく読みたい
過去の資料から戦争とは何かと言うことを作者なりの価値感で断じている作品。
当然作者と感性が違うし、エンタメと言うことで面白おかしく描いている部分もあり、共感できるところとできないところがあるのは当然で…すね。
ただ、テレビや新聞なんかでよくある体験者が「戦争は悲惨だ。」と言うありふれた感想から一歩進んで考える良いきっかけになると思います。
学校で教わったような悪の帝国があり住民を洗脳して勝ち目のない戦争に勝手に進んでいったという勧善懲悪ものにありそうな単純な構造ではなく、外交の失敗を当時の世界情勢を踏まえて時系列で追っているのがわかりやすかったですね。
新聞や本がいかにいい加減に証拠写真を掲載しているかもわかります。
この本の評判は危ない右翼本だと言う人も結構いるようですが、別に戦争を美化しているわけではなく戦争で亡くなった個人を尊敬しているだけだと思うので危ない思想の本だと言う偏見を持たずに読んでみてそこから自分で調べたり考えたりするきっかけにしたいですね。続きを読む投稿日:2017.01.09
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