ページズ書店の仲間たち1 ティリー・ページズと魔法の図書館
アナ・ジェームス(著)
,池本尚美(訳)
,淵゛(絵)
/文響社
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ある日、目の前に現れたのは本から出てきた「赤毛のアン」だった!
本の中の世界に入れるようになった11歳のティリーは
親友と、大好きな登場人物たちといっしょに思いがけない冒険に挑む。
立ちはだかる怪しい男、謎の秘密結社、そして家族の過去——一体どうなる!?
イギリスでシリーズ累計30万部の<名作文学×ファンタジー>シリーズがついに邦訳!
知っていても、知らなくてもとっても面白い! 数々の名作が登場!
赤毛のアン、不思議の国のアリス、小公女、宝島、シャーロック・ホームズ etc.
※小学4年生以上の漢字にふりがなつき
※本書の本文(一部除く)・脚注に、多くの方にとって読みやすいモリサワの「UDフォント」を使用しています。
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商品情報
- シリーズ
- ページズ書店の仲間たち
- 出版社
- 文響社
- 書籍発売日
- 2023.03.09
- Reader Store発売日
- 2023.03.09
- ファイルサイズ
- 163.6MB
- ページ数
- 432ページ
- シリーズ情報
- 既刊3巻
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この作品のレビュー
平均 3.9 (11件のレビュー)
-
帯に「赤毛のアン」が本の世界から飛び出してくるというのを書いていて、おお、これは面白そうと思って読んでみました。
ヒロインは読書大好きな11歳の女の子。
祖父は個人書店を経営していて、父母は…既にいない。
ある日、突然、目覚めた「本の登場人物が見えたり、本の世界に行く能力」で本の登場人物と話したり、本の世界を冒険するお話。
1巻にあたる本作はその能力の紹介であったり、ヒロインの素性に迫るお話です。
まず、赤毛のアンが登場するところからが既に面白い上に、赤毛のアンのキャラクターが本当に私が知っているアンでした。
不思議の国のアリスや小公女セーラ、宝島を読んだことのない私はどういうキャラクターなのかわからないですが、アンが想像通りの知っているアンということは、その辺のキャラクターもきっと原作通りのキャラクターなんだろうなと思いながら読んでいました。
ミステリー要素に、本の世界に入り冒険するという設定などはとても小学校高学年向けでは少し難しいのでは?と思ったりもしましたが、ハリーポッターだって小学生が読めるんだから、以外と小学生とかのほうがこの世界をすんなりと受け入れられるかもなと思いました。
本好きならば、1度は本の世界に行って冒険してみたいななと思うもので、私が、ヒロイン、ティリーなら、どの本の世界に行きたいかを真剣に考えてしまうほどに魅力的な世界が描かれていて、児童書と侮っていると痛い目にあうかもしれない作品だなと思います。
ちなみに、私が、入ってみたい本の世界は
『この本を盗む者は』(著 深緑 野分)
です。
この本だけは読んでて、どんな世界なのか全く分からなかったので、「ブックワンダラー」の力が私に目覚めたら是非チャレンジしてみたいところです。続きを読む投稿日:2023.06.10
このレビューはネタバレを含みます
簡単な文章で注釈も同じページ内にあるからすごく読みやすい。出てくる物語のあらすじも巻末に載っているので未読でも大丈夫。
レビューの続きを読む
学校に関しては「小学校」って翻訳せずに「プライマリースクール」「セカンダリースク…ール」って注を入れて欲しかったかなあ。多少混乱してしまった。
イギリスではディスレクシアの方向けの本が普通に売られてるって話はいいなあ。
本の中に入れて、本のキャラクターと友達になれる!というのは本好きの夢が詰まっている設定。
イラストもかわいくて好き。
また、この本の見返し(一番最後のカバーがかかるところ)に「見返しに閉じ込められないように気をつけて」という一文があるのは良い演出だった。
肝心の内容はというと、お子さん向けに色々な策が講じられて(文字が行から離れてバラバラになったり、ページの色が反転したり、イラストがページにちりばめられたり)飽きさせない作りになっていると思う。思うんだけど、私は大人の読者なので、あんまり出てこられると正直疲れてしまうし集中途切れるなあと多少思わなくもない。(日本だけのデザインなのかもしれないので強く言えないんだけど、せっかくディスレクシアのキャラクターを出しているのにディスレクシアとまでは行かなくても集中が難しい障がいを持った人がなおのこと読みづらく感じそうなデザインの本文にしちゃうのは本末転倒すぎないか?とも少し思う)
また「本を読む喜び!本を読むの素晴らしい!」というメッセージがかなり盛り盛りになっていて、子供の私なら「うんうんその通り!」って同意して楽しんだと思うんだけど、くたびれた大人になってしまったので「そんなに何回も言われなくても十分わかっているのになあ」とちょっとだけ反発してしまった…。ごめんなさい…。子供向けの作品なので私が対象読者でないだけか。この本を手に取る人はもうすでに本を読む楽しさなんてじゅうぶん知ってるんじゃないかな。
ブックワンダラーの決まりの説明なんかでちょっと疲れちゃったり、ティリーの父親は本の中の登場人物でした(小公女を知らないのでどんなキャラか私にはわからない。妻とは死別した人らしいから問題はないのかもしれないけど…)、母親はその相手を死なせないために原典(作品のストーリーの根幹)を変えようとする大事件を起こしました、という流れがかなり苦手だったもので全力で楽しめなかったのが残念でした。
本の中に入りたい気持ちはわかっても、登場人物と恋に落ちたい子供まで持ちたい、さらに作品の中身まで変えたいというティリーの母親の気持ちが全然理解できなくて受け入れられなくて本当に困った。ブックワンダラーは登場人物も実在の人物のように感じるらしいとはいえど。
例え最高に大好きで何回も読んで二次創作しちゃいたくなる作品であれ、ちょっと苦手で「自分ならこうしたかな」と夢想することがあるような作品であれ、作者の意向を無視して書き換えてしまいたいとまでは全然考えないし作者と作品への冒涜じゃないかと思っちゃうんだけどそれは私が大人だからだろうか……。
途中まで楽しかったのにそこから話に入れなくなっちゃってつらかったです。
チョークもティリー目線では得体のしれない母親を奪った悪いやつに見えるけど、(本の登場人物でそれを知られたくなくて強引に暗躍してた部分もあろうけど)ワンダラーのルールや本の世界を守ろうとした姿勢もわからなくもないと思ってしまったし、母親の方が悪いことしてるからお怒りごもっともですという気持ちだった。これから続編で彼の悪事なりが暴かれるのかなとは思うけど。
母親のやったことがそこまで罪に問われず(チョークの正体をあばく為だったり、本の世界に十年以上閉じ込められてたりしたとはいえ)罰も受けず、「よくあることだよね」的な反応だったのも違和感あって、ブックワンダラーの意味とはなんぞやと反発してしまった。
本の中に入る描写やアミーリアのキャラクター、原典のルールの設定とかはかなり好みだったのになあ。残念。
この作品をきっかけに古典を読みたくなる子を増やそうという試みは応援するけれど、たぶん続編は読まないかなと思いました。続きを読む投稿日:2024.03.23
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