本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
穂高唯希(著)
/実務教育出版
作品情報
人気ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」の著者が、実践した資産形成の手法と背景にある投資哲学を徹底的に解説しつつ、再現性が高く真似しやすい手法と投資戦略をまとめた完全書き下ろし本です。
入社当日に「30歳でアーリーリタイアする」ことを決意し、「支出の最適化」と「収入の約8割を投資に回す」というマイルールを徹底することで、配当金収入は月平均20万円超え、金融資産は7,000万円に到達、宣言通り30歳でセミリタイアを達成しました。
そんな著者だからこそ自信を持っておすすめできる投資法と、世界的に流行する「FIRE(Financial Independence and Retire Early )」を日本で実践するための戦略を、緻密な計算と豊富な資料を使い、論理的説明でわかりやすく解説します。
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この作品のレビュー
平均 3.8 (96件のレビュー)
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【感想】
最近いよいよ資産運用を始めよう!と思ってきまして、このテの本を読み漁っています(笑)
世間的にも投資ブームが充満していて、何だか今から始める事自体が逆に怖いのですが、果たして大丈夫なのか・・…・・
そういった投資初心者に対してかなり分かりやすく書かれた本でした。
作者は中学2年生の時からすでに投資を始めているレベルの猛者で、慶応義塾大学→総合商社と経歴もピカイチ!
入社初日の社内研修で会社員という事に嫌気がさして、「30歳までに早期リタイアする!」と決意し、実際に達成する事が出来たみたいです。
筆者のレベルが高すぎる時点で、本当に再現性がある話なのかと不安になりましたが、読み進めていくうちに自分でもある程度は模倣できるのではないかな?と安心できました。
本書に限った話ではなく、FIREの基礎は「支出の最適化」&「株式購入の継続(ドルコスト平均法)」とのこと。
筆者については、若い頃は収入の何と8割を株式購入に突っ込んでいたとの事!
なかなかイカれたところがある人だな~と読んでいて思いました(笑)
投資のハウツー本によく書かれている事として、支出の最適化とドルコスト平均法はもはや基礎中の基礎な感じもしますが、継続する事が中々難しいのかもしれません。
また、本書では「結局、米国株ETFを買い続けるのが一番カンタン」とも書いてありましたが、米国株ETFとは「=インデックス投資(の数ある商品の内の1つ)」と思って間違いないのかな?笑
「ETFとは米国株の上場投資信託のこと。最大の魅力は分散投資、ETF1つで数十・数百の企業に投資したことになる。」と書いてあったので、多分間違いないと思いますが・・・
作中ではETFの中でも「VYM」「HDV」「SPVD」の紹介をされていました。
個人的には筆者イチ押しのこの米国株ETFが1番気になったかなぁ。
ただ、このような本を読んでいて思う事は、「色んな情報が溢れすぎていて、結局何を信じていいのか分からない!!」ってことです(笑)
感想の冒頭でも触れましたが、世間的に投資ブームが充満していて、「資産運用やったほうがいいぞ」っていうムードに世間がなりすぎてやしないか?と、疑心暗鬼にもなってます。
ここ最近の株ブーム、一体何なのでしょうね?
誰かがこのブームのおかげで利権を貪っている気がするのは僕だけでしょうか?
また、インデックスのみでFIREする事って無理じゃね?とも思っています。(僕自身、FIREは考えていなくて、老人になるまで働き続けるつもりですが・・・)
FIREに必要な金額が、たとえば月30万円として、それを年利5%で運用するとなると、元手は7200万円必要ですよね。
これを逆算して、7200万円を資産形成のみで稼ぐには?
たとえば1000万円の元手で年利5%で運用して年間50万円のプラスになりますが、それで7200万円稼ぐのに140年くらいかかるわけですが・・・笑 (※複利での計算は抜きにしています)
そもそも1000万円も投資に突っ込める人がどれだけいるのかって話ですし、株価の上がり下がりの為ずっと5%の利益を上げ続けるなんてことも難しいでしょうから、"結局インデックスのみだとFIREは厳しい"という結論に至りました。
ならば、他にどのようにして資産形成するのか??
本著ではアクティブファンドに関する記述もありましたが、僕に対してはちょっと難易度が高かったかも。
結局、自分自身の「稼ぐ力」っていうのが大切なんでしょうね~
リベ大の両学長もよくおっしゃっている事ですが、「お金にまつわる5つの力」をバランス良く鍛えなくてはいけませんね!
などなど、後半はちょっとネガティブなReviewとなってしまいましたが、資産形成の入門書としては本当に為になる1冊でした!
これだけ投資に関する本を読んだので、近いうちにチャレンジしなくちゃいけないなと思う今日この頃です!笑
【内容まとめ】
1.入社初日に早期リタイアを決意、30歳で本当に達成しました。
「収入>支出」を最大化して、ひたすら株式(主に高配当株・連続増配株)を買い続けることで配当金を積み上げていく。
この方法を愚直に行うことでセミリタイアできた。
FIREの理由は、「何時に起き、何時にどこに行き、何時まで何をして、何時に帰り、そもそもどこに住むのか」、これらをすべて自分で決めたかったから。
2.筆者の投資エピソード
14歳、バブル期に比べ日本円の金利が低すぎると気づき、為替を研究。
バブル期は金利が7%の時期もあったが、今では1%すら大きく下回る金利。
「日本円で預金するのではなく、外貨で預金した方が良いのでは?」と考え、中学二年生で為替を研究し始める。
FXをコツコツと続けたが、いくら市場を研究しても値動きは読めないと痛感し、また利益を積み上げても結局失うことを何度も経験するうちに、FXで安定的に利益を積み上げることに限界を感じていた。
損益だけでなく精神面でも消耗するような投資活動は永続的でないと気づき、FXに見切りをつけて本格的に株式投資に軸足を移した。
→株式を継続的に購入することで、株式から得られる配当金を継続的に積み上げていくことが好適である、という結論に至る。
3.支出を最適化し、高配当株・連続増配株投資を始めよう!
資産形成する上で最も大切なポイント
→給与からできるだけ多くの額を捻出して株式を購入し、保有株数と配当金を着実に積み上げ、資産形成するスタイル。
配当金という不労所得、キャッシュフローを最大化するには、"いかに多くの資金を作り、高配当株・連続増配株を購入し続けられるか"がカギ。
「給与の大部分を投資に回す」と「支出の最適化(=節約)」を両輪として、優良と判断した高配当株・連続増配株にひたすら投下し続けました。
4.株価に一喜一憂せず、上がっても下がっても売らない。
長期投資する上で、含み損は不可避です。(※含み損…時価が取得価格を下回った局面)
株式投資にはリターンが期待できる反面、リスクもあります。市場には上下動があり、上昇下落という波が幾度となく寄せては返しているので、一定期間の含み損を避けることは不可避です。
その中で最も避けたい行動は、安値で「狼狽売り」してしまうこと。
「さらに下がって大損するかも…今損失確定させた方がマシかも…」と損失確定させると、結果的に奏効する場合もありますが、「結局損失確定させた局面こそが大底だった」ということも多々あります。
株価の上下に振り回されることなく、泰然と保有し続けることで、長期投資のメリットを享受することが肝要です。
5.一括資金投入か購入時期分散か
相場低迷期が10年以上続くことも考えると、購入時期の分散が必須。
株価が下がれば相対的に安く株式を購入できるため、同じ資金量で購入できる株数は増える。
株価が低迷・下落した時こそ、淡々と株式を購入しておきたい。
6.証券会社はSBI、楽天、マネックス証券をチョイス
SBIの強みは、為替手数料の安さと、自動積み立てサービスが利用可能なところ。
楽天は、楽天経済圏で貯めたポイントが活用可能なところ。また付帯サービスとして日経新聞が無料で読めるのも有難い点。
マネックスは、取扱個別銘柄数の多さ。
7.損益通算できないというNISAのデメリット
NISAは、運用益に対して非課税となる一方で、損失計上の際に他銘柄の利益と損益通算できないというデメリットが存在します。
例えば、通常の株式投資であれば、保有している銘柄で50万円の利益確定し、別で保有している銘柄で50万円の損失確定した場合、プラマイゼロで損益ゼロ、税金もかかりません。
ところが、NISA以外に保有している銘柄で利益確定を行い、NISAで50万円の損失確定した場合、損益通算が不可となり、50万円の利益に対して譲渡税が発生します。
積み立てNISAであれば20年間という長期投資なので損失リスクは減りますが、一般NISAだと5年間で利益が出るとは限らず、また損失が出た場合に損益通算できないデメリットが表面化します。
8.iDeCoのポイントは、60歳まで引き出せない「資金拘束性」
iDeCoとは、自分で作る年金制度のこと。少なくとも60歳になるまで積み立てた資金は引き出せない。
税制優遇の3つのメリット
→積立金額すべてが所得控除の対象で、所得税・住民税が節税可能
→運用で得た利息や運用益が非課税
→受け取る時「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象になる
9.結局、米国株ETFを買い続けるのが一番カンタン
→ETFとは米国株の上場投資信託のこと。最大の魅力は分散投資、ETF1つで数十・数百の企業に投資したことになる。
いちいち企業の決算や経営状況をチェックする暇や労力もいらない。
また個社の業績におけるリスクも分散される。
3つの米国高配当株ETF
・VYM バンガード
・HDV ブラックロック
・SPVD ステート・ストリート
10.3つのETFのメリット、デメリット
SPVD
→最大の特徴は配当利回りが最も高い点。
→30年を超えるような運用期間を想定した場合、配当に対する課税デメリットが大きくなる
→運用開始が2015年と浅く、暴落局面でどの程度下落するかという予測が立てにくい
HDV
→財務良好な銘柄が主体
→配当利回りも開始日もVYMとSPVDの間で、良くも悪くも中間的
→構成セクターは石油セクターが多く、また銘柄数が75と3つのETFで最も少ない
VYM
→運用期間が長く、データ実績豊富
→おおむね6%の増配を続けている。
→銘柄数が多いため、1銘柄から受ける影響が相対的に小さく、安定感がある。
→配当利回りは最も低い値で推移。
【引用】
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
入社初日に早期リタイアを決意、30歳で本当に達成しました。
「収入>支出」を最大化して、ひたすら株式(主に高配当株・連続増配株)を買い続けることで配当金を積み上げていく。
この方法を愚直に行うことでセミリタイアできた。
p3
何時に起き、何時にどこに行き、何時まで何をして、何時に帰り、そもそもどこに住むのか。
これらをすべて自分で決めたかった。
p4
・FIREムーブメント
→経済的自由を達成した上で、早期リタイアをするという潮流
p21★
・14歳、バブル期に比べ日本円の金利が低すぎると気づき、為替を研究。
バブル期は金利が7%の時期もあったが、今では1%すら大きく下回る金利。
「日本円で預金するのではなく、外貨で預金した方が良いのでは?」と考え、中学二年生で為替を研究し始める。
FXをコツコツと続けたが、いくら市場を研究しても値動きは読めないと痛感し、また利益を積み上げても結局失うことを何度も経験するうちに、FXで安定的に利益を積み上げることに限界を感じていた。
損益だけでなく精神面でも消耗するような投資活動は永続的でないと気づき、FXに見切りをつけて本格的に株式投資に軸足を移した。
→株式を継続的に購入することで、株式から得られる配当金を継続的に積み上げていくことが好適である、という結論に至る。
p26★
・資産形成する上で最も大切なポイント
→給与からできるだけ多くの額を捻出して株式を購入し、保有株数と配当金を着実に積み上げ、資産形成するスタイル。
配当金という不労所得、キャッシュフローを最大化するには、いかに多くの資金を作り、高配当株・連続増配株を購入し続けられるかがカギ。
「給与の大部分を投資に回す」と「支出の最適化(=節約)」を両輪として、優良と判断した高配当株・連続増配株にひたすら投下し続けました。
p31
・経済的自由を達成した先に、夢や希望があるか?
人生の原動力は、「挑戦し続けること」
「仕事を辞めたら人間ダメになる」のではなく、「目標や夢、生きがいもなく現状維持に甘んじるような生活は、日常に張り合いがなくなる」のだと私は考えます。
目標や夢・生きがいがあるか否か、そしてその目標に向かって走っているのか否かが問題。
p39★★
・支出を最適化し、高配当株・連続増配株投資を始めよう!
p40
・配当とは
多くの企業は、投資家・株主からの出資や金融機関からの借入などを元に事業運営し、利潤を生み出します。
株主は投資先企業が倒産すれば株式が無価値化するというリスクを負って投資をしています。
その無価値化や株価下落のリスクを負う反面、企業が得た利潤などから「配当」という形で株主に一部資本が還元されます。
配当とは、企業が株主に利益を分配することをいい、この「配当を多く出す企業の株式」が「高配当株」です。
p56
・株価に一喜一憂せず、上がっても下がっても売らない。
長期投資する上で、含み損は不可避です。(※含み損…時価が取得価格を下回った局面)
株式投資にはリターンが期待できる反面、リスクもあります。
市場には上下動があり、上昇下落という波が幾度となく寄せては返しているので、一定期間の含み損を避けることは不可避です。
その中で最も避けたい行動は、安値で「狼狽売り」してしまうこと。
「さらに下がって大損するかも…今損失確定させた方がマシかも…」と損失確定させると、結果的に奏効する場合もありますが、「結局損失確定させた局面こそが大底だった」ということも多々あります。
株価の上下に振り回されることなく、泰然と保有し続けることで、長期投資のメリットを教授することが肝要です。
p64
・一括資金投入か購入時期分散か
相場低迷期が10年以上続くことも考えると、購入時期の分散が必須。
株価が下がれば相対的に安く株式を購入できるため、同じ資金量で購入できる株数は増える。
株価が低迷・下落した時こそ、淡々と株式を購入しておきたい。
p71
・節約?いいえ、「支出の最適化」です。
言霊は確かに存在する。ネガティブな意味合いを帯びた言葉を使っていると、気持ちや人生にまでマイナスに作用をもたらすと考えています。
支出削減は、同額の利潤を得るより遥かに簡単です。
もっと言えば、収入増には課税所得も増えますが、支出削減には税金が生じません。
セミリタイア、アーリーリタイアを目指すにあたって、余程の資産がない限りは、支出の最適化は必須事項と言えます。
p76
・たばこを買わず、たばこ株を買え
財やサービスを消費する側ではなく、資本家側(株主側)になるか否かで、大きな金銭的差異が生じる好例です。
仮に毎日タバコ500円を買えば、1年で約18万円かかります。
その資金をタバコ株に投じると、年率10%のバックがあります。
10年間でタバコを買う側だと180万円の消費、タバコ株の株主だと316万円の利得になります。
p79
・書籍は図書館を利用する。新刊は予約する。
p87
・階段は資源
運動不足なサラリーマンの方々におすすめなのが階段の活用です。
身体を鍛えるには、何も有料ジムに通うことが必須とは限りません。
階段とは、そこかしこに存在する非常に有難い資源です。
エレベーターやエスカレーターに乗ることは、エクササイズの機会を自ら放棄しているとも解釈できます。
オフィスワーカーはただでさえ一日中デスクワークなので、運動不足になりがち。
階段は利用するだけで運動になりますし、運動すると脳が活性化して仕事もはかどります!
p113
・証券会社はSBI、楽天、マネックス証券をチョイス
SBIの強みは、為替手数料の安さと、自動積み立てサービスが利用可能なところ。
楽天は、楽天経済圏で貯めたポイントが活用可能なところ。また付帯サービスとして日経新聞が無料で読めるのも有難い点。
マネックスは、取扱個別銘柄数の多さ。
p124
・損益通算できないというNISAのデメリット
NISAは、運用益に対して非課税となる一方で、損失計上の際に他銘柄の利益と損益通算できないというデメリットが存在します。
例えば、通常の株式投資であれば、保有している銘柄で50万円の利益確定し、別で保有している銘柄で50万円の損失確定した場合、プラマイゼロで損益ゼロ、税金もかかりません。
ところが、NISA以外に保有している銘柄で利益確定を行い、NISAで50万円の損失確定した場合、損益通算が不可となり、50万円の利益に対して譲渡税が発生します。
積み立てNISAであれば20年間という長期投資なので損失リスクは減りますが、一般NISAだと5年間で利益が出るとは限らず、また損失が出た場合に損益通算できないデメリットが表面化します。
p128
近い将来の配当収入を少しでも増やしたい方にオススメなのは一般NISA、老後の資産形成など長期的に将来資産の最大化を目指したい方は積み立てNISA。
p129
・iDeCoのポイントは、60歳まで引き出せない「資金拘束性」
iDeCoとは、自分で作る年金制度のこと。少なくとも60歳になるまで積み立てた資金は引き出せない。
税制優遇の3つのメリット
1.積立金額すべてが所得控除の対象で、所得税・住民税が節税可能
2.運用で得た利息や運用益が非課税
3.受け取る時「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象になる
p144
・米国株ETFを買い続けるのが一番カンタン
ETFとは米国株の上場投資信託のこと。
最大の魅力は分散投資、ETF1つで数十・数百の企業に投資したことになる。
いちいち企業の決算や経営状況をチェックする暇や労力もいらない。
また個社の業績におけるリスクも分散される。
p151★
・3つの米国高配当株ETF
1.VYM バンガード
2.HDV ブラックロック
3.SPVD ステート・ストリート
p152★
・ETFのチェックポイント
1.設定日、過去最大ドローダウン、過去株価下落率
2.銘柄数(分散度合)
3.経費率(手数料水準)
4.過去設定来リターン、株価推移
5.連動する指数から著しく乖離していないか
6.配当利回り
7.資産運用会社、流動性
8.構成銘柄
9.セクター構成
・設定日、過去最大ドローダウン、過去株価下落率
過去最大ドローダウンとは「投資対象の累積利益が最も下落した時の下落幅を示したもの」。
市場全体が下落すれば、ETFも同様に下落する。
リーマンショックによる大暴落が起きた時、VYMの株価はおよそ半分に。(48.62$→22.93$)
ただ配当は1.56ドル→1.08ドルという31%の減配に留まった。
配当は株価に比べて下がりにくい傾向がある。
・経費率
ETF保有時のコストのこと。
購入時に発生する手数料、配当時の課税コストなど他にもコストがある。
内訳で最も主なものとして「信託報酬」が挙げられる。3つのETFとも経費率は0.1%以下なので問題なし。
・配当利回りについて
定期的な不労所得、キャッシュフローとして配当金は好ましいが、受け取る度に課税されるために理論上リターンが下がる要素になり得る。
課税の繰延効果として、「分配金は出るごとに都度課税されるのに対し、分配金がない商品の場合は課税されないため最終年度に利益確定できた際まで課税が先送りされる」ことが挙げられる。
p173
・3つのETFのメリット、デメリット
SPVD
→最大の特徴は配当利回りが最も高い点。
→30年を超えるような運用期間を想定した場合、配当に対する課税デメリットが大きくなる
→運用開始が2015年と浅く、暴落局面でどの程度下落するかという予測が立てにくい
HDV
→財務良好な銘柄が主体
→配当利回りも開始日もVYMとSPVDの間で、良くも悪くも中間的
→構成セクターは石油セクターが多く、また銘柄数が75と3つのETFで最も少ない
VYM
→運用期間が長く、データ実績豊富
→おおむね6%の増配を続けている。
→銘柄数が多いため、1銘柄から受ける影響が相対的に小さく、安定感がある。
→配当利回りは最も低い値で推移。
p217
・筆者のポートフォリオ
1.主に7つの国と地域の株式に投資
→アメリカ、日本、イギリス、オーストラリア、香港、ベトナム、カナダ。内、米日英で約8割。
合計56銘柄で、連続増配株を含む高配当株がメイン。
p231
・ケース1:つみたてNISAへ毎年40万円
→20年後には800万円から1356万円に増える可能性も!
毎月3.3万円を楽天インデックス、もしくはS&P500に投資。
年間40万円を20年間、年利5%で運用。
元本800万円と運用収益合わせて1356万円に!
p233
・ケース2:一般NISAに毎年100万円
一般NISAは2023年まで年額120万円まで、24年以降は年額102万円までの予定。
8年間で870万円のNISA枠を活用、SPVDに毎年投資した場合、日本における課税分がなくなるため10%分だけが配当に対して課税される。
配当利回り4.5%とすると、10%分課税されるので約4.1%が税引き後の配当利回りとなる。続きを読む投稿日:2021.05.27
資産形成について勉強しようと思った
1000円カットとか、白湯とか、色々行き過ぎなとこかろがある
自分は10000円かけてでもカラーして自己肯定感上げたいし、300円のコンビニコーヒーが美味しくて時…々飲む続きを読む投稿日:2024.04.16
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