「ひとり情シス」虎の巻
成瀬雅光(著)
/日経BP
作品情報
10人いたIT部門がリストラで消滅。たった一人残ったITエンジニアが「ひとり情シス」としてシステム開発・運用体制の立て直しに挑んだ――。日本を代表する大手製造業の事業子会社で「ひとり情シス」として奮闘する著者が、自身の体験でつかんだ「できるエンジニア」のノウハウを余すところなく公開します。
著者はいわゆる「スーパーエンジニア」ではありませんし、長時間労働でしのいだわけでもありません。エンジニアとして落ちこぼれだったという著者は、何でもできる「多能工エンジニア」に成長することで、仕事の生産性を10倍以上に高めたのです。200台以上のサーバーの管理など10人で担っていたIT部門の業務を1人で担うだけでなく、ITベンダーに任せていたデータベースの管理運営を取り戻し、業務アプリの開発も自ら手掛けるようになりました。しかも定時帰宅も長期休暇もOK!
なぜ、そのようなことが可能になったのでしょうか。「IT部門の消滅 → ひとり情シス」という修羅場の中でつかんだノウハウは“超”実践的です。ポイントは自由に操れる仮想環境とプログラミングのスキル、そしてスキルを武器にしたキーパーソンとの交渉術。ひとり情シスの担当者だけでなく、大手企業のIT部門やITベンダーのエンジニアにも即座に活用できる実践的ノウハウの詰まった一冊です。
実践すれば、あなたも何でもできるエンジニアとなり、理想の仕事を手に入れられます。
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商品情報
- シリーズ
- 「ひとり情シス」虎の巻
- 著者
- 成瀬雅光
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - コンピュータ・インターネット
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2018.04.01
- Reader Store発売日
- 2018.03.31
- ファイルサイズ
- 8.5MB
- ページ数
- 272ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (4件のレビュー)
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管理職ではなくエンジニアを続けていく方法はこれか!
自分のやりたかったことはひとり情シスだったのか、ということに気付き、転職に一気に近づけた。
本来、エンジニアは運用するためにいるのではなく、仕事をな…くしていくためにいる。人間が増えることで共有やら管理といったクソみたいな仕事をたくさん増やして、さらにその仕事を捌くために人を増やす。そんな現場をたくさん見てきたが、そもそも人なんていらなかったんだ。続きを読む投稿日:2020.02.05
#データベースを手中にすれば圧倒的な優位性を手に入れられる
WEBアプリは多くの場合、データベースにあるデータを使ってごにょごにょするのがメインなので
データベースのリレーションやどこに何のデータが入…っているか分かっていれば、
例えばメインシステムから切り出した簡易なシステムを作って痒い所に手を届かせることも可能
#ソフトウェアのエンジニアでも自分の開発用に簡単なインフラぐらいは構築できるべし
システムを動かす土台がなければプログラミングできても動かせない。(特にサーバーサイドは)
サーバーがきちんと動くことはあまり評価されないので、プログラミングに目が行きがちだが、ソフトウェア+ハードウェアは両方わかるといろいろ幅が広がる
#リスクをベンダーに丸投げすると、その分リスクヘッジ費用が積まれてコストに跳ねる
リスクを自社で吸収出来ればコストを抑えられる
#ベンダーに作業してもらうだけじゃなくて、作業+質問もして、自分のノウハウ獲得につなげる
理想は作業委託だけでなく、教育費用を支払い、同じことは次回以降内製できるようにするのがベスト
#基本は相手から要望が上がってきたタイミングがベストタイミング
いまは時間がないからといって突っぱねていると、時間ができたときには相手の熱量は下がっている。鉄は熱いうちに打たないといけない。続きを読む投稿日:2021.09.24
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