「本を売る」という仕事 書店を歩く
長岡義幸(著)
/潮出版社
作品情報
次々閉店していく街の本屋の中で生き残っている書店は何をしているのか――書店現場の知恵と情熱を追う!
全国100書店を徹底取材して見えてきた「これからの本屋のかたち」とは!?
〈街の本屋は次々と消えている。読書環境を保証する街のインフラともいえる存在が失われつつあるという事態には、危機感を抱かざるを得ない。私のように本屋に行きたい子らはいまもいるはずだ。では、どうすればいいのか。
だからこそ、街の書店に焦点をあて、なぜ書店経営が困難になったのかその理由を追いつつ、そんななか創意工夫をこらして地域の人々とともに歩む書店を紹介したいと思った。また、困難ななかあえて書店業に参入した人々に光をあてたいとも思った。それが本書の“旅”の目的だった。〉「あとがき」より
第1章 しぼむ街の本屋
第2章 地域と書店
第3章 街の本屋の挑戦
第4章 新しい本屋のかたち
第5章 震災を超えて
エピローグ 山陰で出版人を育てる「本の学校」
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商品情報
- シリーズ
- 「本を売る」という仕事 書店を歩く
- 著者
- 長岡義幸
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 潮出版社
- 書籍発売日
- 2018.01.05
- Reader Store発売日
- 2018.01.26
- ファイルサイズ
- 24MB
- ページ数
- 320ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (5件のレビュー)
-
先週行われた「本屋大賞」のパーティは書店員の本に対するLOVEに溢れた素敵な空間でした。しかし、会の中締めの挨拶である書店員さんが「本屋大賞は素晴らしいイベントだけど、もしかしたら本を愛する人のための…ものだけになっているのではないか?本屋大賞に甘んじず、本屋大賞の外側にいる人にどう本を手にとってもらうか真剣に考えたい!」的な挨拶をされてました。本に対する性善説的空気が、一瞬ヒヤリとしたと思いました。ヒヤリは進行しています。本書では頑張っている本屋さんとして取り上げられていた代々木上原の幸福書房の突然の閉店は最近のニュースです。この本を図書館で借りてクラウドに感想を書いている自分も本屋さんを追い込んでいる戦犯なのかと自問自答しながらページをめくりました。また震災と本屋さんについての取材の旅には胸が苦しくなりました。自分が子供の頃楽しみに通っていた書店が出てきたからです。本を読むことは生まれてきた喜びの中で最大のもののひとつだと思いますが、それが成立しているのは本を書く人、本を作る人、本を届ける人、本を売る人が繋がっているからで、その中で本を売る人と本を買う人の関係性こそが起点になる物語はなんとか新しく生み出せないのだろうか?と思いました。アマゾン全勝時代に本屋の、しかも地方の本屋の夢見る未来は「本が好き!」だけでは戦えないようです。ただ自分が本書から見つけた光は、本屋のビジネスの中で見えていなかった部分で学校関係の「外商」という役割。地方の本屋は教育とタッグを組む、という道はもっと可能性あるのかな…となんとなく感じました。続きを読む
投稿日:2018.04.15
震災と書店の話にもけっこうページを割いていて、石巻の「おかべ本屋さん」、東松島の「おいかわ」、女川の「本のさかい」さんも登場。(知らずに買ったのだけれど)
投稿日:2018.10.09
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