父親ができる最高の子育て
作品情報
ハーバード大の調査で幼少期に母親とよい関係を築けていた男性はそうでない人と比べ年収が約900万も高いことがわかった。 しかし、母子の関係は距離が近くなりやすく良好な関係を築くのは難しい。 その鍵を握るのは父親だが、何をしていいかわからないという人が多い。30年以上にわたり30万人以上の子どもを見てきた「花まる学習会」の創始者による、偏差値エリートではなく「生き抜く力」をつけるための子育てとは。
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商品情報
- シリーズ
- 父親ができる最高の子育て
- 著者
- 高濱正伸
- 出版社
- ポプラ社
- 書籍発売日
- 2017.04.10
- Reader Store発売日
- 2017.05.26
- ファイルサイズ
- 2.4MB
- ページ数
- 166ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (6件のレビュー)
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「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にした学習塾「花まる学習会」を主宰する著者の父親…に向けた子育て論。
父親が子育てをするうえで、まず取り組むべきことであり、たったひとつのすべきことは、母親(妻)との関係を良くすること。
子どもは、いつでも家庭の中の両親の関係を見ているもの。妻のご機嫌をとるということではなく、子どもの幸せのために、妻の笑顔を引き出すために妻を中心に支えて、父親としてよきサポーターになることが大切。
つまり、世に言う「イクメン」のように、子育てに全面協力というのは、できる人、やりたい人がやればいいことで、家庭での父親の第一義的な仕事はあくまで「妻を笑顔にすること」。母親が安心して育児に取り組めるように支えてあげるということ。
また、母親は子どもを守りたい一心から「除菌主義」になってしまう。危ないから、そんなことをしてはいけない、お母さんが先生に言ってあげる等、「毒」や「害」から過剰に守ろうと必死になったなしまう。特に男の子にとって、少しくらい危険な目にあっても自分でなんとかすることで、男として成長する過程をつくってあげられるのは父親の役目で、「お父さんは心配じゃないの?」と言われても、「それは違うよ、男ってそんなものだから。」と母親がいないと何もできない、自立できない子どもから、引きずり出してあげないといけない。
勉強を教えるうえでも父親のほうが向いていることが多い。それは、間違いを発見して、なぜ間違えたのか論理的思考で解決策を見つけることが、社会でやってきた仕事と似ているから。将棋や囲碁等のボードゲームやトランプで、子どもの論理的思考や戦略を練る思考を育てることも父親のほうが向いている。
読んでいるうちに、子どものころの自分や、父親となった今の自分と重ね合わせていた。子どものころは、父親が家にいる時間はほとんどなかったように思うけど、夫婦喧嘩は見たことないし、母親が父親の悪口や愚痴を言っているのも聞いたことがない。子どもの自分から見えるのは、笑顔の母親とそれをサポートして任せる父親の姿だったことを思い出した。今はと言えば、サポートとは縁遠いほど、主軸としてかなり子育てに絡みまくっている。もっと子育てをお母さん主体にして、妻の笑顔を増やすということを一番の目的として、子育てをサポートできれば、これまでよりさらに良い夫婦関係、効果的な子育てができるのかもしれないと思えた。「子育て」に正解はないし、家庭によって様々な関係もあるだろうけど、お母さんの笑顔が子どもにとって安心につながるという点は、揺るがない事実だろう。続きを読む投稿日:2017.05.06
父親の心構えを学ぶため、読みました。本書の内容を一言でいうと「父親ができる最も効果的なことは、夫婦の関係を良くすること」です。自分ができることに集中し、妻とタッグを組む意識が重要と感じました。
投稿日:2020.07.12
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