ほめると子どもはダメになる
榎本博明(著)
/新潮新書
作品情報
頑張れない、傷つきやすい、意志が弱い。生きる力に欠けた若者たちは、欧米流「ほめて育てる」思想の産物である。一九九〇年代に流入した新しい教育論は、 日本社会特有の「甘さ」と結びつき様々な歪みを引き起こした。「ほめても自己肯定感は育たない」「欧米の親は優しい、は大誤解」「母性の暴走が弊害のもと」……臨床心理学データで欧米の真似ごとを一刀両断! 教育と人材育成に関わるすべての日本人必読の書。
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商品情報
- シリーズ
- ほめると子どもはダメになる
- 著者
- 榎本博明
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2015.12.17
- Reader Store発売日
- 2016.05.27
- ファイルサイズ
- 1MB
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この作品のレビュー
平均 3.7 (29件のレビュー)
-
「称賛」がもてはやされていると感じます。
子供の褒め方や、褒めて伸ばす部下の育成の仕方など、巷にはそんな本が溢れているように。
「パワーハラスメント」を恐れてか、口を紡ぐことが多くなり、中身のない褒め…言葉が増えるようになってきたように思えます。
そんな時勢に逆らうような、この本のタイトルの切れ味に妙に惹かれて、手にとり読んでみました。
欧米から、文化的背景も考えないで、伝言ゲームのように取り入れてしまった「褒める文化」。
褒めることの効用の書かれた本の、「ただ褒めればそれで良いというわけではない」という本の主張は、中身を読まずに、タイトルばかりが誇張されて、勘違いが世に広まってしまったと、筆者は説きます。
親子の人間関係を超えて、人とどう向き合うべきか。
なんでも言葉にすることが正しいことなのでしょうか。
「ありがとう」の気持ちは、言わなければ伝わらないのでしょうか。
そうした、コミュニケーションについて、深く考えさせられた一冊でした。続きを読む投稿日:2020.03.04
このレビューはネタバレを含みます
んな、極端な!
レビューの続きを読む
とツッコミを入れながら読み始めた。
めっちゃ面白い。
学校が楽しくない という子供達の声により楽しい学校づくり などということを大人が言い出す。勉強がつまらない という子どもたちの声…により、楽しく学べる場にしよう などと大人が言い出し、子供達にラクをして学ぶことのできるような教材づくりや教授法が考案される。勉強するにも子どもたちを強制するのはかわいそうだから、興味のない勉強を無理やりやらせるのはやめて、できるだけ子どもたちの興味を引き出せるように心がける。
すると「興味のないことはやりたくない」「好きでもないことはやる気になれない」「楽しくないことをやらされるのはムカつく」といった心を植え付けてしまう。
このあたりは特にグサっと響いた。続きを読む投稿日:2024.01.17
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