ダダこね育ちのすすめ
阿部秀雄(著)
/中央法規出版
作品情報
「うちの子はまるで聞き分けがない」「お利口すぎて逆に不安」「泣き言を聞いていると私まで苦しくなってくる」etc・・・。子どもの激しいダダこねに悩み・不安を抱えるご両親へ、ダダこねの本質を解説し、カンシャクのなだめ方、ダダこねとのつきあい方を指南。親子の絆と子どもの自立を育てる一冊。
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商品情報
- シリーズ
- ダダこね育ちのすすめ
- 著者
- 阿部秀雄
- 出版社
- 中央法規出版
- 書籍発売日
- 2001.12.10
- Reader Store発売日
- 2015.05.29
- ファイルサイズ
- 4.1MB
- ページ数
- 226ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (11件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
この本の内容で特に印象に残った部分は、子どもがだだこねやかんしゃくを起こす時は3種類あるということである。ご飯の前におやつを食べたいと、だだをこねる例だと。
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一つ目は「お母さんは食べちゃいけないって言っているけど、食べたいんだ!」というもの。
二つ目は内心はお母さんの言っていることがもっともだと分かっているけど、諦めきれず「でも食べたいんだ!」というような場合である。この場合子どもの中には、お母さんの言うことを聞いて我慢したいという『向上心』と、でも我慢できない気持ちの『未練心』がある。これを一方的に「言うことを聞きなさい!」というと子どもの未練心が満たされず、「分かった分かったじゃあ食べていいよ!」と子どもの言葉を丸呑みすると、「本当は我慢したいのに」という向上心が満たされないというのである。必要なのは子どもの未練心に共感し「でもこうしないといけないんだよ」ということを理解してもらえるように努めることが必要なようだ。
三つ目は苦しいダダこねであり。それは「月を取って!」などとどう考えても無理難題であったり、ひとつ言うことを聞くとまだ不満な様子で「今度はこれ!」、「次はこれ!」と満たされずに次々と駄々をこねる場合である。これは言葉で言っているだだこねは間接的なSOSでしかなく、本当は違う要求があってそれを理解して欲しい場合であるという。それを放置しておくと『心の闇』を広げることになりねないという。
そんな間接的なSOSのダダこねには、押し負かすのでも、負けてあげるではなく、子どもと同じ『五分五分』の力で引っ張り合ったり、押し合ったりそんなじゃれあいの中で子どもは自然と感情が吹き出はじめ、そのうち本当の想いを出すことができるという。子どもは親を押し負かしたいのでも、やり込められたいのでもない、手応えを感じながらやりあうことがしたのであるという。
この五分五分でやりあいたいという気持ちは、僕も幼少期を振り返ると同じような思いを持っていた。自分が親に対して何か反論したり意見したりした時に、親に自分の意見を即効で否定されるのも悲しく、自分の言ったことで親が悲しんだり、鵜呑みにされたりすると拍子抜けするような、自分に対してはれものに触れるように接しているように感じて、それも悲しい。
ただこの本を読んで、その時に自分が親にして欲しかった対応というのは、上のどちらでもなく、『五分五分の力』で『対等』にやりあうという『手応え』を感じたかったんだなと納得することができた。投稿日:2013.12.22
このレビューはネタバレを含みます
1歳11ヶ月の息子のイヤイヤ期にまいってしまい、この本を読んでみることに。
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「子どもにダダこねを最後まで味わい尽くす経験をさせてあげる」
「子どもの泣き声にイライラしてしまうのは自分自身が思いきり泣い…てこなかったから」
なるほどです。
泣かれることを恐れてはいけない。全身で受け止めてヨシヨシしてみよう。思う存分泣いてもらおう。そう思った。
親のダダこね体験、面白そうです。続きを読む投稿日:2016.09.18
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