写楽 閉じた国の幻(上)
島田荘司(著)
/新潮社
作品情報
世界三大肖像画家、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヵ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか、誰も知らない。歴史すら、覚えていない。残ったのは、謎、謎、謎──。発見された肉筆画。埋もれていた日記。そして、浮かび上がる「真犯人」。元大学講師が突き止めた写楽の正体とは……。構想20年、美術史上最大の「迷宮事件」を解決へと導く、究極のミステリー小説。
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商品情報
- シリーズ
- 写楽 閉じた国の幻
- 著者
- 島田荘司
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 新潮社
- 書籍発売日
- 2013.02.01
- Reader Store発売日
- 2014.06.27
- ファイルサイズ
- 1MB
- ページ数
- 494ページ
- シリーズ情報
- 既刊2巻
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この作品のレビュー
平均 3.6 (58件のレビュー)
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コロンブスの卵的発想の写楽正体説
江戸の浮世絵師の中でも異色の存在である写楽の正体を解き明かすミステリー小説。
活躍期間が短く、他の絵師との師弟関係も感じられないのに何故か出版界の大立者・蔦屋重三郎から厚待遇を受けて役者絵を出した東洲…斎写楽。有名な絵師の変名、武家の能楽師からまったくの素人等、様々な異論がありながら決定的な説がなかった写楽の正体に島田氏が新しい解釈を示します。それまでの既出の説とは発想を転換して進められる解釈は荒唐無稽とも思われますが、それなりに説得力があって面白かったです。
解釈を元にした江戸編も、蔦重や周りの絵師達の様子がイキイキしていて楽しかった。
一方で、主人公が写楽研究に乗り出すきっかけとか、息子の回転ドア事故の話等の脇のストーリーが放りっぱなしだったり、関係あるのそれ?っていうエピソードがあって全体的にまとまっていない印象で、ラストも唐突な終わり方だったのが残念。
ストーリーが消化不良な感じは否めなかったのですが、ぐいぐい読ませる文章はさすがに島田さんです。続きを読む投稿日:2014.09.02
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写楽、その真相は・・・
写楽の謎を追究するというよりは、写楽にまつわるミステリーを楽しめる作品。著者独特のオドロオドロしさは少ない半面、知的好奇心を充分満たしてくれる。
投稿日:2015.05.14
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