- 最終巻
名前探しの放課後(下)
辻村深月(著)
/講談社文庫
作品情報
坂崎あすなは、自殺してしまう「誰か」を依田いつかとともに探し続ける。ある日、あすなは自分の死亡記事を書き続ける河野という男子生徒に出会う。彼はクラスでいじめに遭っているらしい。見えない動機を抱える同級生。全員が容疑者だ。「俺がいた未来すごく暗かったんだ」2人はXデーを回避できるのか。(講談社文庫)
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商品情報
- シリーズ
- 名前探しの放課後
- 著者
- 辻村深月
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社文庫
- 書籍発売日
- 2010.09.15
- Reader Store発売日
- 2012.10.12
- ファイルサイズ
- 0.4MB
- ページ数
- 456ページ
- シリーズ情報
- 全2巻
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この作品のレビュー
平均 4.4 (540件のレビュー)
-
驚きの展開に唖然そして感動
上巻のつづき
自殺を救うべき始めた水泳から始まる
全体的に伏線はいろいろあった、あすなも違和感があった、
でもこの展開は驚かずにいられない。
個々の問題を持つ青春物語が一転した、泣けました楽しめました…。
秀人と 椿、謎めいた言葉
・・・メジャースプーンを読んでからの方が理解出来き見方が少し違う
もちろん読まなくても十分楽しめます。続きを読む投稿日:2014.07.12
-
戻りたいような、戻りたくないような、もう戻れないあの頃。
上巻の時も書いたけど、もう一回言う。十代という時間が持っていた甘苦さをいまだ引きずり続けている大人たちの心にぐいぐい踏み込んでくるのが辻村作品であると。
地方都市、学校、生徒会選挙、受験、何か大好きな…もの、そして友達。そんなものたちへの郷愁がゆらゆら揺すぶられている間に、作者の仕掛けたトリックに見事に騙されてみたり。それが愉しい。
本作を読む前に、これ以前の辻村さんの著作、とりわけ『凍りのくじら』と『ぼくのメジャースプーン』を読んでおくと、1.5倍(当人比)かそれ以上楽しめます。続きを読む投稿日:2015.12.18
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