レベル7――福島原発事故、隠された真実
東京新聞原発事故取材班(著)
/幻冬舎
作品情報
震災直後から、東京電力や政府におもねることなく原発事故の真実を報じ、国民の絶大な支持を得た東京新聞。本書はその東京新聞の大反響連載「レベル7」を大幅に加筆して単行本化。「高さ15メートル超の津波」「大量の放射性物質漏出」「全電源喪失」など、すべての危機がかつて一度は警告されながら、東電や政府によって握り潰されてきたという衝撃の新事実を、執念の独自取材によって明らかにする。電子書籍版特別編として、SPEEDIの公表が遅れた真相に迫るスクープを掲載!
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商品情報
- シリーズ
- レベル7――福島原発事故、隠された真実
- 著者
- 東京新聞原発事故取材班
- 出版社
- 幻冬舎
- 書籍発売日
- 2012.03.07
- Reader Store発売日
- 2012.06.22
- ファイルサイズ
- 3.4MB
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この作品のレビュー
平均 3.6 (16件のレビュー)
-
学生時代に読んだ宮部みゆきさんの同名の小説では、『レベル7まで進めば、もう戻れない』という言葉が書かれていたように記憶している。福島原発事故のルポルタージュである、本書を読んでいる途中に、何度この言葉…が脳裏に浮かんでは消えたことか。
第1章の『福島原発の1週間』は比類ないほどの緊迫感がみなぎる。淡々としたドキュメントは日本の存続がかかった激しい現場だった。
同じ時間を三重県で過ごしていた私にも強く伝わってくる。
風向きと逆の方向に逃げるしかないとラジオがアナウンスを繰り返す。
絶望的な状況の中でアンパンマンのマーチが流される。その時、進行する事態と向かい合っていた人々の様子が伝わってくる。
迫力のあるルポルタージュが読めることはルポ好きにとって幸せなことだと思うが、最悪の事故をテーマに読むことは不幸なことだったんだと思う。
最終章『X年の廃炉』を読むころには、『もう戻れない』の思いは頭の中でぐるぐる回っているだけではなく、口をついて外に飛び出す。続きを読む投稿日:2016.05.25
このレビューはネタバレを含みます
淡々と、地震から津波、メルトダウン、汚染水、に至る経緯が
レビューの続きを読む
時系列で書かれています。
「3号機爆発後も、3,4号機の中央制御室では、
運転員が懸命の作業を続けていた。
放射線量が高いため、全面…マスクで防護している。だが
当初使われいたマスクの一部は。揮発性の放射性ヨウ素を
除去できないタイプのものだった。
中略
こうして六人の運転員らが308~678ミリシーベルトの被ばくをする
今回の事故に限って特別に引き上げられた被曝限度の250ミリシーベルトを
はるかに超える数値である。
うち二人は、外部被曝よりさらに危険だとされる内部被曝が
500ミリシーベルト超に達していた。
本文P103より」
「再悪メルトダウンが進んで、コントロール不能になってくれば、
これで終わりだという感じがした」
福島第一原発が初めて報道陣に公開された11月12日、吉田はこう話した
菅(当時の首相)はインタビューで、こう振り返った。
「ファースト1ウィークは、本当に日本の国がある意味、国家として
成り立たなくなるか、成り立つかの瀬戸際にあったと思っている」
本文P121」
吉田所長のご冥福をお祈りするとともに
多くの作業員の方に感謝します。
国家として成り立たなくなるか、成り立つかの瀬戸際・・・・
の事態にまで追い込んだ、原子力発電所が
上関ともんじゅを含めると18箇所50基
再稼働中2基(高浜原発3、4号機は裁判中?)続きを読む投稿日:2016.07.20
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