・事件が多いが、個々の描写が少ない。 ・灰汁の強い対抗人物がいない。 ・ピンチがない。ゆえに大逆転もない。 　２／３までは大変面白いのですが、残りのページが少ししかないけど大丈夫か？と思っていると、あっけなく終わってしまいます。 　３巻まで読んでいる人は気になるでしょうが、次に繋がりそうな人物も出てこないので、読まなくて良いと思います。 　３巻までが星５だったので、がっかり感が大きいです。

前提として ・ドラマは全部見ましたが、原作は読んでません。 ・作者の作品を他に、鉄の骨、銀行狐、果つる底なきを読んでいます。 この作品単独で評価して ・ドラマのように何度もピンチが来ては倍返しと言う訳ではないので、エンターテイメントとしては物足りません。（社会派やミステリーでもありませんので） 他の作品と比較して ・池井戸さんの作品を読むなら、上に書いた作品の方が満足出来るとも思います。半沢直樹とは全然ちがいますけど。 総評 ・ドラマを見て続編まで待てない人はどうぞ。 ・池井戸ファンは、他の作品を先にどうぞ。