悪魔との契約で悪人を狩る”銀符”フレデリカの、魂の救済をめぐるファンタジーです。 主人公フレデリカの毒舌、弟ハウリィの無邪気さ、フレデリカと謎の男フェイ・イとのかけあいなど、 キャラクターの魅力も満載ですが、ストーリー、特に伏線の張り方と回収の仕方が圧巻。 最終話では今まで「これはもしかして…」「違うかな、でもそうだったらいいな…」と思っていたことが、 すべて美しく一本の線につながって、あまりの見事さに打ち震えました。まさに神展開（笑） 最後も心にじんわりと染みる、良いラストシーンで…。なんだか胸がいっぱいになりました。 ちなみに、この『エビアンワンダー』は2巻までしか出てませんが、 本来は続編の『エビアンワンダー REACT』1・2巻と合わせて全4巻のお話です。 お読みになる際はぜひ全4巻通しての通読をお勧めします＾＾

今は『Ｌａｎｄｒｅａａｌｌ』で有名なおがきちかさんですが、こういうのも描かれるんですね。 明るくてちょっとエッチで、カラッと笑える大人のコメディという感じで、とても面白かったです。 ちょっとせつなさの残るラストも良かった。 続編があってもいいような終わり方をしているので、もし続きを描かれるのならぜひ読んでみたいなと思いました。