一点の無駄もない素晴らしいストーリー運び。映像化もきっとされるはず。話題になっていろいろ情報を入れる前に読んでおくべき作品ですよ、これは！

お酒を飲みながらゆったり聴く音楽、どちらかというと退屈かも? と思っていたジャズの印象がガラッと変わりました。作中に出てくる曲を探して聴いてるうちに今ではすっかりジャズの熱さの虜です。本作も『岳』の作者の作品だということで試しに一巻だけお酒でも飲みながら…と読み始めたのですが、飲むのも忘れるほど夢中になり最新刊まで一気に読んでしまいました。次巻が待ち遠しいです。

熱い歌声が大音響で頭の中に響いてくるスゴイ漫画です。ライブのシーンでは何度もふるえて泣きそうでした。ページを開いた時の絵で「嫌い」と判断してしまうのはあまりにもったいないよ！（私が最初そうでした）