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amjj2さんのレビュー
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  • 蹴りたい背中

    蹴りたい背中

    綿矢りさ

    河出文庫

    他の人とは自分は違うと思い込んだ女子の戯言

    分かり易い感性の描写で理解し易い。 60ページくらいしかないとても短い作品なのですぐに読めると思ったけれど、 つまらなくて中々読み進められなかった。 タイトルそのままに「蹴りたい背表紙」って感じ、電子書籍だから蹴れないけど。 イライラと感じてしまう感じとか上手に使っているのかな。 この方の他の作品を読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2017.04.06
  • フランダースの犬

    フランダースの犬

    ルイズ・ド・ラ・ラメー,和田今日子,WIPジャパン株式会社

    ゴマブックス

    読みやすく短編でとても悲しいお話

    子供の頃に見たアニメの記憶がかすかにあるだけだったのだけれど、アニメとは年齢設定が違いネロは15歳のもうすぐ青年になる頃のお話です。 フランダースの犬は子供のお話と思っていた私は少し違った印象になり驚きました。 当時の時代の貧富の差などの描写もあり、その頃の時代背景があっての出来事なんだな。 犬の方も犬の心情をとても細かく記載していて、犬の感情などが本当の人の友人のような感じにも思えました。 とても悲しいお話だと分かって読んだけれど、悲しい中に感動があって素敵なお話でした。

    1
    投稿日: 2015.06.02
  • 火星のチェス人間

    火星のチェス人間

    E・R・バローズ,小西宏

    グーテンベルク21

    火星シリーズの五作目、四作目「火星のチェス人間」の次のお話。

    この作品はジョン・カーターの娘ターラのお話。 相変わらずの分かり易い描写ですごく楽しくイメージしながら読む事が出来ます。 前作までは、ドキドキわくわくだったのが今回はドキドキはらはらという感じです。 そして今回は終盤のとても良いロマンスのお話。 素敵な愛のお話で、読み終わりはとてもすっきりしていました。 次のお話は「火星の交換頭脳」。

    1
    投稿日: 2014.07.05
  • 火星の幻兵団

    火星の幻兵団

    E・R・バローズ,小西宏

    グーテンベルク21

    火星シリーズの四作目、SFです。

    火星シリーズの四作目、三作目「火星の大元帥カーター」の次のお話。 この作品は火星シリーズの前3作とは翻訳者が違うようで、登場人物の名前や国名などが微妙に前作と違うのが残念です。 使用されている言葉も古めかしく堅苦しい言葉を多様していて堅苦しく感じます。 しかし、分かり易い描写なのは前作と変わらず頭の中にその光景をイメージしながら読みすすめる事が出来ます。 この作品もわくわくドキドキいっぱいしますが、翻訳の仕方の違いが端々に気に障りました。 今回の主役はジョン・カーターの息子と「火星の女神イサス」で出てきたサビア、再び捕らわれの身になったサビアの救出劇のお話です。 次のお話は「火星のチェス人間」。

    2
    投稿日: 2014.06.27
  • 火星の大元帥カーター

    火星の大元帥カーター

    E・R・バローズ,小笠原豊樹

    グーテンベルク21

    火星シリーズの三作目、SF作品です

    火星シリーズの三作目、二作目「火星の女神イサス」のその後のお話。 分かり易い描写で読みながら頭の中にその光景をイメージしながら読みすすめる事が出来ます。 この作品もわくわくドキドキいっぱいします。 今回の相棒は一匹の従順で有能な火星犬、ジョン・カーターと一匹の長い長い救出劇のお話です。 次のお話は「火星の幻兵団」。

    0
    投稿日: 2014.06.24
  • 火星の女神イサス

    火星の女神イサス

    E・R・バローズ,小笠原豊樹

    グーテンベルク21

    火星シリーズの二作目、SF作品です

    火星シリーズの二作目、お話はまだまだ続くけど、一作読みきりでお話は一応完結してくれるので、一冊ずつ読めてとても良いです。 その後の続きがとても気になります。 非常にイメージしやすい描写で読みながら頭の中にその光景を思い描きながら読みすすめる事が出来ます。 わくわくドキドキと一気に読みたくなります。 最後の悲しい出来事、次のお話の「火星の大元帥カーター」をすぐに読みたくなります。

    2
    投稿日: 2014.06.19
  • 火星のプリンセス

    火星のプリンセス

    エドガー・ライス・バローズ,厚木淳

    創元SF文庫

    火星シリーズの一作目、SF作品です

    火星シリーズとして作品は続くけど、一作読みきりでお話は一応完結してくれるので、一冊ずつ読めてとても良いです。 その後の続きもとても楽しく面白いです。 描写などが非常に分かりやすく、目の前に光景が浮かぶような感じで読んでいく事が出来て、とても楽しく読む事が出来ます。 わくわくドキドキしながら読む事が出来る楽しいSF本だと思います。 私はとても好きな作品の一つです。 次のお話は「火星の女神イサス」です。

    1
    投稿日: 2014.06.19
  • たぶらかし

    たぶらかし

    安田依央

    集英社文庫

    とても面白かった

    独特の文体で感じ方などがとても女性らしいと感じました。 役を求める人と与える人の双方の心の形。 ミステリーではないけど、途中とても引き込まれました。 ページ数もそんなにないので一気に読めて楽しめました。 私はとても好きな作品です。

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    投稿日: 2014.06.13