治療法がなく感染予防しかできない「多剤耐性ペスト」 止まらない感染者に次第に疲弊していく医療現場や大切な人を失い残された人達の姿が描かれます。 理性的に過ごす人、パニックを起こす人… 今回も様々な人間ドラマがギュッと詰まってます。 因みにタイトルの「リウー」とは小説「ぺスト」に登場する医師の名前です。

もし日本で「ペスト」が発生したらどうなるのか 治療法が確立している現代ではすぐに終息するかもしれない だが、もし「ペスト」が薬剤耐性を持ってしまったら？という作品。 設定は前作FinalPhase（全１巻）に似ていますが細かい設定や構成が見直され 面白味が増しています。 絵は好みが別れるかもしれません（私は好きです）が読み応えのある人間ドラマをお探しの方はおすすめです。 朱戸アオの作品が好きな人はには間違いなくおすすめ。