
オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎
新潮社
不思議な世界観がお好きな方におすすめです。
不思議の国のアリスなど、不思議な世界観がすきな方には面白いかも知れません。 ただ単に、不思議な世界を描いているだけでなく、最後は理論的説明をしているので 舞台設定さえ納得できれば普通の現代を舞台とした小説として読めます。 謎解きはあまりありません、突然気がつくパターンです。 最後にモヤモヤは残りません。
0投稿日: 2015.07.04
君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい
浅田次郎
文春文庫
読みやすいエッセイです。
浅田次郎さんの読みやすいエッセイです。 短編なので短い空き時間などによむのにぴったりです。 浅田次郎さんの描く粋な世界観がお好きなかたはその粋が身に付いた理由のようなものが感じられます。 浅田次郎さんのエッセイを読みなれている人にとってはどこかで読んだような話も多いですがそれでも楽しく読めました。
0投稿日: 2015.06.26
火花
又吉直樹
文春文庫
文学なの?
売れないお笑い芸人のお話です。 誰しも小説は一作品ならば書けるといわれますが、そんな作品です。 ただし、本好きで有名な又吉さんの作品なので完成度は高いです。 村上春樹さんの作品がが好きな人ならば楽しめるのではないかと思います。 残念ながら私には難しすぎて、著者の意図は伝わりませんでした。 文量は少ないので一気に読めます。 一度読んでみてください。皆さんの感想が知りたいです。
1投稿日: 2015.06.26
流星ワゴン
重松清
講談社文庫
ドラマをみた人は必読
同小説がドラマ化されたことをきっかけによみました。 ドラマは原作にかなり忠実に作られていました。 嫁の抱えてる問題がドラマとは異なるなど、ドラマ化時に一部はマイルドに作り直されていることがわかります。 ドラマの方が読了時に希望が持てる側面がありますが、原作の結末もドラマを見た人には読んでみてほしいとおもいます。特に息子のいる父親は自分の子供や妻との関係を考えさせられるのではないでしょうか。 文体は柔らかく、読みやすいので普段あまり小説を読まないひとにもおすすめできます。
0投稿日: 2015.04.02
