ひろくんさんのレビュー
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人類資金VI
福井晴敏
講談社文庫
読みきるべし
本巻は前巻以上に登場人物の回想シーンが多く 更には経済史の様相を呈し、作者の見識・見解も 多分に含まれるが、いよいよ次巻で完結とあっては 最後まで読みきるべきでしょう。 フィクションとしてのストーリーに進展は ほとんどありませんが次巻で爆発するのに期待。
1投稿日: 2014.03.25
火の獣
白土勉
角川ホラー文庫
くまもん
何故か熊ものには惹かれる。 古くは映画では「リメインズ」(真田広之)。 小説では赤川次郎の「夜」。 この作品は現代らしく科学的な捻りや ラブストーリーありです。 一気に読み終えましたが それくらいテンポがいいし 熊の恐ろしさがよく伝わります。 熊視点の描写も新鮮かも。 映画化しても面白いと思える エンターテイメント作品でした。
1投稿日: 2014.02.28
人類資金V
福井晴敏
講談社文庫
いよいよか?
いよいよM資金の生い立ち、それに関わってきた人々の過去が明らかに。暢人の目論見も明らかになります。ただ本巻は少し回想録というか、解説的で少し冗長かも。ただクライマックスを控え、読まない訳にはいかずといった感じ。次巻でのギアアップに期待。
0投稿日: 2014.01.09
マリアビートル
伊坂幸太郎
角川文庫
王子許せん
幼い子供の父親としては、王子許せん。 しかし木村の愚かさが招いた事。 これも腹立つ。 グラスホッパーに比べて 陰鬱な表現がありますが どんどん読めてしまいます。 もう最後は誰が王子を倒すのかって感じ。 最後はまで完全に描ききらないのが かえって「やられた~」って感じです。
2投稿日: 2013.10.29
人類資金I
福井晴敏
講談社文庫
ほぼ実話?
かと思わせるリアリティーがスゴい。 冒頭は武骨な表現で取っ付きにくいかなと思いましたが、 2幕以降は疾走感もあって、グイグイ読めます。 初めての電子書籍でしたが、あっという間に読んじゃいます。
3投稿日: 2013.10.06
