今の若者は宇宙人にしか見えないかもしれませんけど、根っ子は意外に共感でき、表現の仕方や価値観は違っても、ちょっとした接し方やモチベーションの与え方で大きく変わる？ヒントが参考になりました❗

原晋監督のマネジメントは、日本では余り成功例がないサーバントマネジメントの良いお手本であると思います。トップダウンのマネジメントや企業が多い日本の社会で、早くからサーバント型の必要性が叫ばれていましたが、今まで本田技研の本田宗一郎位しか手応えのある成功例が見つかりませんでした。これからサーバント型のマネジメントを志向されている方には参考事例が満載の一冊。

本書は分冊ではなく、第１章～第４章で一冊の本になっています。日本人なら誰でも知っている『新宿歌舞伎町』。その知られていない真実を、著者が関わった女性の生きざまを通して赤裸々に紹介したのが本書です。 フィクションかと思う程信じがたい所もありますが、それは平和ボケした日本の一般人が知らない現実の一端なのだと思います。 李小牧さん、迫力ありました。読みごたえありました！

石井氏の取材に感銘しました。私達の知らない世界、私達が恐らく見ることのない世界を、彼は克明に取材してその世界をリアルに開示します。イスラムの底辺で生活している老人、娼婦、子供等を克明にレポートし、読者はその衝撃に打ちのめされます。 世界にまだある現実！ 平和ボケの日本人に最も必要なカンフル剤かもしれません。ご一読をお薦め致します。

ロングスティと聞くと、ビザを取得して10年住むとか余生をマレーシアで過ごすとか、とかく遠大な事を考えがちですが、『ちょっと２週間ほど行ってくる』とか『休みを利用して行ってくる』程度から考えれば良いことが分かりました。勿論、長期滞在を希望する人にとっては本書は有効です。最近、人気があるマレーシアですので、聞こえてくるのは良いことばかり…。物価は日本の1/3で月20万で60万の生活ができる、ゴルフは1ラウンド1000円で回れる、車は一台持ち込み可能、コンドミニアムは100㎡クラスが賃貸で月6万円、健康保険は日本のものがそのまま使える、治安は良好等々…。 これらの事は決して嘘ではありませんが、正確でもありません。これらの疑問に正確に答えてくれたのが本書です！マレーシアに少なからず興味のある方は、入門書としては最適だと思います。