タイトルからするとホモサピエンスと原人・旧人の入れ替わりに関する新しい説かと思いきや、内容はそのいなくなった原人・旧人に関する話でほとんどのページがさかれてます。まあそれはそれで面白いです。わかりやすいし。

過激派の思想が実はコーランの教えに忠実、ということに驚きました。 とても勉強になります。おすすめです。 しかし同時に思うのは、ほとんどの宗教は教えに忠実である過激な原理主義者を抱えているものではないでしょうか。多くのイスラム教徒は平和的で彼らがやがて感化されて過激化するとは思えません。作者のいうようにイスラム教は本来他宗教に厳しい教えなのでしょうが世界中のイスラム教徒はそこに惹かれて信者になったわけではないと思うのです。 少し一元化しすぎていないかな、と感じました。