
へうげもの(21)
山田芳裕
モーニング
正直もう惰性で読んでいます。
史実を元にした完全フィクションというのは、今に始まったことではないので全く問題ないのですが、 歴史が大きく動いていく中で、作者の卓越した創作力と数寄の力で無理やりにでも主人公を暗躍させてきたのが、そろそろ限界に近づいてきて、見せ場らしい見せ場がない状況が続いているような気がします。 一本足打法で、柳生を撃退っていうのはもう何が何だか。
0投稿日: 2016.01.30
ドンケツ (15)
たーし
ヤングキング
唐突に始まった心霊編
著者自身もあとがきに「ふざけすぎだとちょっと怒られた」と書いていますが、巻頭数話を使って幽霊退治を行います。 連載開始からこれまでずっと高いレベルのおもしろさだったのが、全く別の漫画になってしまったようで、正直萎えました。初めてよくない評価をつけたくなったほどです。 中盤以降は、緊迫した展開に突入している本編が再開されていますが、全体的に消化不良の巻となっている気がしました。
0投稿日: 2016.01.30
【合本版】機動警察パトレイバー 全5巻
伊藤和典,横手美智子,高田明美
富士見ファンタジア文庫
パトレイバーファンなら買って損はないと断言出来ます。
読んでいると、セリフがまるでアニメ版の音声で再生されてくるようで、自然と物語に入り込めます。 H28.1.31追記 RreaderStoreには自分が書いたレビューが読まれると、週に何回読まれたか表示される機能があるのですが、この作品だけが桁違いに伸びます。初代OVAが出たのはもう30年近い前(昭和63年!?)だというのに、この作品に対する思い入れの強さは皆さん同じのようで、同じファンとして本当にうれしく思います。 作品の内容的には価格に対しても十分に見合ったものなので最早蛇足ですが、この作品は時々キャンペーン価格で時々異常ともいえるような割引価格が適用されることがあるようです。私は幸運にもキャンペーン価格で購入できたのですが、チャンスを逃さず購入することをおすすめします。
5投稿日: 2015.11.22
あしたのジョー(1)
高森朝雄,ちばてつや
週刊少年マガジン
言わずと知れた名作
本物の名作というのは、何年たとうが色あせることがないんだというのがよくわかります。 ボクシングをよく知らない、特別に興味がないという人でも問題もなく楽しめます。 ボクシング漫画の域を超えた作品ですし、主人公(ジョー)だって最初はボクシングを嫌っています。 このような昔の作品も簡単に読めるのが、電子書籍の良いところでもありますね。
0投稿日: 2015.10.15
センゴク一統記(7)
宮下英樹
ヤングマガジン
山崎の合戦決着
この時期の秀吉というのはおそらく「人間が上昇運の真っ盛りにあるとき、からだから一種の光彩を発する」ような状態にあって、短期間のうちに信長の遺業を全て自分のものとし、ついには関白と日本史上類を見ないほどの出世をすることになります。 したがってこの辺からしばらくは、どうしても主人公の影が薄くなり、ときどき四国に従軍している様子が描かれますが、読者としては中央の秀吉の続きが早く読みたくて仕方がありません。
0投稿日: 2015.10.13
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 14
和月伸宏
週刊少年ジャンプ
宇水の最期
本作品中には名勝負がたくさんありますが、僕が特に好きなのが「斉藤対宇水」です。 斉藤の悪即斬のかっこよさもよく出ていますが、宇水のやられっぷりも見事です(志々雄の賢さも)。 全然関係ないですが、さまぁ~ずのコントライブ6に出てくるティンペーローチンが、実戦で使われているところが見られるのはここくらいではないでしょうか?
0投稿日: 2015.10.13
ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版15巻
藤原カムイ,小柳順治,川又千秋
月刊少年ガンガン
最終巻です。
最終話ではオリジナル版が少しリメイクされているようです。 巻末には外伝が2話収録されています。 特に大賢者カダルの若かりし日を描いた作品(DQ3のオープニング?)は、いいですね。
0投稿日: 2015.10.13
奮闘!びったれ 1
高橋昌大,田島隆
プレイコミック
うーん
田島隆先生の他作品のファンなので買ってみましたが、少しがっかりでした。 内容的には、助けを求められた主人公(司法書士)がトラブルを解決してあげるというのが基本なわけですが、その方法が特に法律家としての知識とか驚くような裏ワザとかいうわけでもなく、元極道であるという経歴によるゴリ押しといった感じでした。 もしかすると、他作品との差別化の為に敢えてそうしいるのかもしれませんし、次巻以降からどんどん面白くなってくるのかもしれませんが、本巻だけでは続きを読みたくなるほどではなかったです。
0投稿日: 2015.10.13
ドンケツ外伝(2)
たーし
ヤングキング
槙原編、南原・堀内編、ロケマサ編×2
外伝第2巻です。 正直な話、外伝第1巻はもう一つかなという気もしましたが、本作はどれも素晴らしいです。 槙原、南原・堀内、それぞれの過去が明かされます。 槙原って確かに外道ですけど、そのプロフェッショナルぶりには憧れませんか。 ロケマサ編の1本目は、かっこよすぎて泣けます。もう1本は相変わらずですが。
0投稿日: 2015.10.13
センゴク一統記(14)
宮下英樹
ヤングマガジン
主人公の出番はなしですね
小牧長久手の戦い開戦です。 一統記が始まってから特にそうですが、面白過ぎて1巻がすぐに終わってしまい、早く続きが読みたくなります。 鬼武蔵に敵も味方もびびっているところもいいですね。
1投稿日: 2015.10.13
