さらにヨネダコウ先生あたりに填まっている方にも是非。 １巻しか読めていませんが、ふたりの主人公のうちの片割れがとても無口（理由あり）、片方はしゃべり過ぎなくらいに喋る。 で、彼らが銃使いと剣士で便利屋。 かわいいロリ出てくる。 過激な医者。 しかも無口なほうがほぼヨルムンの主人公のような過去を。 でもう片方は銃使いメイドのぼっちゃんのような過去を。 これだけいろいろ並べたら、面白くないわけがない。 しかも渋いおっさんの二人暮らしなんですよ。 もう、読みながらいろいろ妄想するしかないじゃないですか？

なんか生きること自体消極的な藤代くんと、とにかく突き進む生き方の坂口。 デビュー作の担当をしてスターに押し上げる一話は、「うんうん、そーだね！！」　止まりだったのですが、俄然面白くなるのが、藤代くんが、他の会社から仕事をすることになって、坂口が手を出せない状態になってから。 自分も敏腕編集だから、他者の編集を差し置いて、藤代の仕事を手伝ったり、アイディアをあげたり、段取ったりするわけにはいかないと、放置していたらダメになっちゃった藤代くん。 そこからだわ、オカン坂口に変身するのはｗ　 お互いの気持ちを確かめ合ったり、他の編集が引き離そうとしたり。しかもエロシーンが、しっかり男同士です。ガチ系すね毛苦手な人は回避ですけど、最近のおっさんリーマン嗜好の人にも、ちとちょっと若いけど絵柄的にはお勧め。

発端は、再婚同志の両親と暮らすもつトモと、その隣にすむユウイチの十年前。両親が不和でユウイチの部屋に入り浸るトモ。以後、二人はあうこともなく十年。建設関係のエリートになったユウイチの前に、トモが現れて……な感じではじまるのは、ありきたりかと思いましたけど、おっさん受けで、とにかくユウイチがいつまでも馴れないあたり、非常に萌えを感じます。社会人としてのお仕事描写はしっかりとしていて、さすが安定の草間先生。リーマン系が好きな方にはお勧めです。んー、でも届けもなく月曜夕方に出勤というのは、ユウイチ、相当必死の弁明だったんじゃないかとちょっと心配になりますね。