駐禁.com管理人さんのレビュー
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シドニアの騎士(3)
弐瓶勉 / アフタヌーン
第47回「星雲賞」(コミック部門)受賞作
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本「シドニアの騎士」は2016年「星雲賞」(コミック部門)受賞作。
星雲賞(せいうんしょう)とは、前暦年に発表もしくは完結した、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞。毎年行われる日本SF大会参加登…録者の投票(ファン投票)により選ばれる。
なお同部門には、伊藤伸平「まりかセブン」も候補作として選出されていた。
http://www.hyperdolls.com/essay/seiunshou.html
続きを読む投稿日:2016.09.10
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アップル・シンデレラ
伊藤伸平 / 少年サンデー
伊藤伸平デビュー作
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本作は、1987年、週刊少年サンデー14号~23号連載された、伊藤伸平の実質的デビュー作。大学生時代、学祭で歌い踊る松本伊代の、人形のような細い手脚がピョコピョコ動くのを目撃した衝撃が本作の原点だった…という、まことしなやかな噂があるが、ほんとうだろうか。 続きを読む
投稿日:2016.09.10
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東京爆発娘 1巻
伊藤伸平 / ビーグリー
そして、セーラー服と機関銃
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1989年から約1年間、「週刊漫画サンデー」誌(実業之日本社)に連載された本作は、アイドルがテーマだったデビュー作に続き、セーラー服と機関銃が全面に押し出された作品。こうしてみると、伊藤伸平ワールドは…、基本からして、21世紀の現代に至るまで、一貫してぶれていないことがわかる。
第30回星雲賞コミック部門にノミネートされた。
http://www.hyperdolls.com/essay/seiunshou.html
(余談だが、「週刊漫画サンデー」誌は2012年に隔週となり、翌年休刊した。また、発行元の実業之日本社は、2016年、企業連合体シークエッジグループの傘下に入るとの報道が一部マスコミであった。世はまさに出版不況である)。
続きを読む投稿日:2016.09.10
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エンジェル・アタック 1巻
伊藤伸平 / ビーグリー
天使はかならずしも天使ではない
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1997年から「ヤングアニマル」(白泉社)に連載された作品。見目麗しい天使が主人公だが、そこは伊藤伸平。容赦なくヘリやロボットが交戦する市街戦へとなだれこむ、かなりブラックな展開に…
余談だが、本作連…載中、同じ誌面で連載する某黒い剣士の作者は、長期旅行前には作品を書きためてでも締切を守る立派な漫画家であると、締切を守らない漫画家へのクレームに引き合いに出されていたとかいないとか。 続きを読む投稿日:2016.09.10
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楽勝! ハイパー・ドール 1巻
伊藤伸平 / ビーグリー
流浪の連載
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1994年~「月刊少年キャプテン」(徳間書店)にて連載され、OVA、小説など、メディアミックス展開もされた、伊藤伸平の代表作のひとつ。OVAで主役のひとり(ミュウ)を演じたのは、人気声優・飯塚雅弓。連…載誌の突然の休刊による連載中断のあと、2002年、「トラウママンガマガジン」(英知出版)にて「楽勝!ハイパードールHG」と名前を変えて連載が開始されたが、同誌が3号で休刊したため、単行本再発にあたって帯文を寄せた庵野秀明監督らファンには残念な結果となってしまった。なお2006年、庵野秀明監督が発起人・発行人になり、同人誌として連載の続きが復活したが、完結はしていない。 続きを読む
投稿日:2016.09.10
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まりかセヴン 1
伊藤伸平 / 漫画アクション
アイドル、戦車、怪獣…
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2010年~、「漫画アクション」(双葉社)で連載開始、のちに、WEB連載に移行した本作。伊藤伸平ワールド三大要素、”アイドル、戦車、怪獣”のうち、怪獣を徹底的に追及した代表作となり、「シン・ゴジラ」の…樋口真嗣監督をして、「撮りたい!」(2巻帯文)といわしめた。第47回星雲賞コミック部門ノミネート。全編を通じ、日本伝統の特撮ヒーローへのオマージュに満ちている。 続きを読む
投稿日:2016.09.10