物語に必要な役者はほぼ全てが出そろったこの巻。ようやく物語の全容がおぼろげながら浮かび上がり始めた感があります。

亜人と人の戦闘シーンは「なるほど！」と唸ってしまうほど論理的に正しい戦いが展開されます

既視感は否めませんが(笑)つい読み入ってしまうような没入感を生み出すシュアなストーリーラインになっていて、次巻も楽しみです。

クラスメイトの「個性」も今巻でどんどん判明していくのですが、その「個性」がどれも余すとこなく魅力的で、しかも、作中でキチンと活用されていました。

日本の少年漫画の王道を行く様な努力型主人公が、アメリカンコミック風の世界でヒーローを目指す漫画です。久しぶりにワクワクします

一気に駆け抜けて終わった漫画ですが、一切無駄のない描写で本当に楽しめました。最終話の一つ前の回の最終ページの吉野警部の言葉が読者の心情を代弁している気がしてなりません。

怒りを感じる日々の事件やニュース・・・・それを「見なかったことにする」私（たち）にとって予告犯はある種のカタルシスを体験させてくれます。

新聞男と名乗った社会的弱者達が、格差社会に虐げられている社会的弱者たちを救済するための復讐劇として進行しているので、不快感はほとんどありませんでした

やはり全てにおいて共通するのがシュールなところが最高です。全てが奇抜で大胆で突拍子でセクシーコマンドー部入りたいです(笑)

やはり全てにおいて共通するのがシュールなところが最高です。全てが奇抜で大胆で突拍子でセクシーコマンドー部入りたいです(笑)