他の方も書かれているように、民衆による革命が起きた王国のミーア姫：主人公が断頭台にかけられるシーンが冒頭で、そこから過去に転生してやり直し人生を進めていくのが本作品です。 自らの経験から未来視チート能力を発揮していく、という展開を予想していたのですが、いい意味で裏切られました。 ほとんどが無自覚世直しとでもいう感じで、主人公が自らの運命を回避するために自分ファーストで行ったことが結果的に周囲に、地域に、国にいい効果を及ぼしていく様が爽快であり痛快です。 自分ファーストな主人公：ミーア姫ではありますが、なんとも憎めないいいキャラクターに描かれています。2巻もすぐに買って読んでしまいました。続きが楽しみです。