婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
滝沢 晴, 奈良千春
婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
滝沢 晴,奈良千春
幻冬舎ルチル文庫
ユリウス(本人)幸せになってね…
こういう「主人公が別人の体に憑依(転生)」という設定は、どうしても「体の持ち主の魂(人格)はどうなったのか」ということが気になってしまう。わりとそのあたりがなあなあで終わってしまう作品が多いけれど、今作は最後の最後、番外編で答えが示されていてとてもよかった。
0投稿日: 2025.10.29
おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!: 2【イラスト特典付】
晴田巡,荒瀬ヤヒロ
comic LAKE
以前よりは意識されているけれど……
「一人でもいいんだ」と思い直した当初よりはニコルに意識されているけれど、結局ニコルの頭を占めているのは本の中の「自立した女性像」。ケイオスとの結婚に意識が向きそうになった途端、「この国の貴族女性は云々」の方向に思考が流れて、ケイオスの言葉を曲解して「おひとり様な自分」に着地。 今までのケイオスが悪いとはいえ、似た者婚約者だなあ……という印象。
0投稿日: 2025.08.05
加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~ 1
ひなた水色,ぷにちゃん,藻
B's-LOG COMICS
もうちょっと婚約者の好意に向き合ってほしい
6巻まで読みました。あれだけ婚約者からわかりやすい好意を示されてるのに、「婚約者はヒロインが好き」「私がヒロインをいじめていないか探ってる」という考えに固執しすぎな印象を受ける。周囲との人間関係も良好で冷遇されてるような描写もないから、余計に婚約破棄に執心する様子が変で、婚約者の心情を蔑ろにしているように感じた。前世知識を基準にしないで、もっと今を生きてる相手を見てほしい。
0投稿日: 2025.07.02
断罪された負け組令嬢ですが、時間を戻せるようになったので今度こそ幸せになります 1
嶌咲ゆたか,シアノ,凪かすみ
異世界のSHURO
この国の先行きが不安
ユリシーズの見せ場を作る都合があるにしても、王太子夫妻がそんなに有能そうに見えない。時間逆行前は仕方ないにしても、茶葉購入の犯人捜しでヴァイオレットが吊るし上げされてるのに夫婦揃って見てるだけ。吊るし上げしてるのは自分たちのところの使用人なのに。ヴァイオレットが犯人だったら「偽名も名乗らず茶葉を購入し、茶葉の購入者探しを率先して行っている」という意味不明な行動をとってることになる。ユリシーズがいなかったらヒートアップするままに投獄までされてたのでは?王太子妃の方は明らかにその場の雰囲気にのまれてて、「これが王妃になるのかあ…」という気持ちになる。
0投稿日: 2025.06.26
花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります(1)
C.C,空柄
GANMA!
主人公の奉仕精神にすべてがかかってる
夫の姉が「弱い女に用はない」みたいな理由で使用人と結託して主人公をいびり、嫁いでたった数日で「自分のドレスを盗んで破損させた」という冤罪をおっ被せて追い出し宣言してるのがもう意味不明。主人公の弁明も「発言は許してない」とバッサリ。結局主人公の「出て行く前にせめてドレスの修繕だけでも」という奉仕精神で手のひらくるくる。夫も主人公が奉仕精神発揮するまで姉の暴挙をまるっと放置。嫁いできた令嬢が強い弱いいぜんに、嫁ぎ先で冤罪かぶせられて離縁の時点で令嬢の人生がお先真っ暗なんですが?公爵家姉弟が傲慢すぎる。今後どれほど同情できる来歴が明らかになっても「でも何も非がない他人の人生を足蹴にできる人間なんだよな…」という考えがよぎる気がしてならない。歴代の12人の令嬢たちは大丈夫なんだろうか……。
0投稿日: 2025.06.19ないしょのストーカーさん【電子限定かきおろし付】
ヒロハルヨシ
ないしょのストーカーさん【電子限定かきおろし付】
ヒロハルヨシ
ビーボーイコミックスDX
職場の人たちが普通に良い人たちだった
職場の人たち、勝手に角谷さんを都合の良いやつ扱いしてる性悪な輩だと思っててすみませんでした……。体調不良で早退するって言ってた同僚くんとか、角谷さんに仕事押し付けて遊んでるタイプだと思ってた……本当に体調不良になりやすいタイプだった……。そりゃあ職場の人たちにも自分の仕事があるんだから、角谷さんが「大丈夫」って言って実際仕事をちゃんと仕上げてたら強く言えないか。八雲くんがいてよかった。
0投稿日: 2025.06.15
悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック: 3
まろ,やましろ梅太,真冬日,宙百,塩樹すばる,ぽたぎ,みこと,餅田むぅ,狐月,尾羊英,喜楽直人
Comic ZERO-SUM
5話目の最後が蛇足すぎる
主人公の出生の秘密で〆た方がよかった。何、「面食いだから婚約者やその両親など周りの人間に幻術使って美形に見せてました〜」って。その部分いらなすぎる。
0投稿日: 2025.06.01
家を追い出されましたが、元気に暮らしています ~チートな魔法と前世知識で快適便利なセカンドライフ!~ 1
つむぎはる,斎木リコ,薔薇缶
B's-LOG COMICS
主人公に物語的障害がない
ただただチートな主人公が実家以外の人間関係にも恵まれて順風満帆な生活をおくってるって感じ。主人公を嫌ってる実家も小物感がすごいし、主人公も実家に何も思うところがない様子。ずっと「主人公すごい!」「さすが主人公!」してるだけ。今後何かしら困難が来るのかな?一巻の雰囲気見ると期待ができない。
1投稿日: 2025.06.01
昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ
ヤスダコーシキ
コミックエッセイ
元ネタは何?
こういう元ネタありきの短編集って元ネタがわかるからこそ面白いのであって、だからこそその元ネタをはじめに明記するのが普通では?あまりにも不親切。「昔の話ってグロいでしょ!」という作者の感想の方が全面に出ていて、元の作品の内容は二の次に、適当にグロい話を引っ張ってきたって印象。 第一話はボッカチオの「デカメロン」から抜粋してるものだけど、そもそも「デカメロン」自体が物語集なので、明記しないとどの話なのかさっぱりわからない。 漫画の内容も端折りまくってるのがわかるレベルで薄い。元ネタがわからないうえに内容が薄いから全然面白くない。
0投稿日: 2025.05.03
誰にも愛されなかった醜穢令嬢が幸せになるまで 1
空木おむ,青季ふゆ,白谷ゆう
コミックガルド
デビュタントとは?
当主が侍女に手を出した結果産まれた主人公は実父にも腹違いの姉妹にも使用人にも嫌われ冷遇されている。社交界にも悪評を広げられ居場所はない。悪名高い貴族へ人身御供の如く嫁入り。美形有能な夫が主人公の素晴らしさを見抜いて〜という定番の流れ。 そういった展開は別に問題ないのですが、気になったのは序盤の主人公のデビュタントシーン。 元々の悪評とデビュタントでみすぼらしい格好をしていたことから「醜穢令嬢」とあだ名される。もうここが意味不明。「わがまま放題で頭が悪い」までならまだ本人の悪評として成立するけれど、デビュタントで「栄養不足でやつれた体、汚れたドレス、手入れのされてない傷んだ髪、化粧なし」なんて、「我が家は娘の社交界デビューさえまともに世話することが出来ない木っ端の家です」と大声で宣伝してるようなもの。こんなあからさまに「TPOも弁えず冷遇に力を注いでいます」って状態で、家への悪評じゃなく主人公に対する悪評のみが広まるのはどう考えても無理がある。
0投稿日: 2025.02.17
