じゃこさんのレビュー
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臨床真理
柚月裕子
角川文庫
うーーーん、。
単なるミステリとして読めば面白いのでしょうが、個人的には好みではなかったです、、 法律や制度などもすぐに変わってしまう分野なので、最初に発表された当時を考えても少し古い印象は抱いてしまうし、何より職業倫理が壊れた人たちがこれほど多くいるのはちょっと受け止めづらいです。
0投稿日: 2022.12.30
太陽の子
灰谷健次郎
角川文庫
色褪せない名作
物語の舞台は、戦後の神戸にある、沖縄料理店です。最初に読んだのは小学生の時で、そのときも、扱っているテーマや、話の内容の深さに衝撃を受けたことを覚えています。 子どものころ読んだときは、主人公のふうちゃんの、大人になって読んだいまは、梶山先生やおかあさんなど、ふうちゃんの周囲の大人たちの目線で色んなことを感じました。自分なら、こんなに優しくなれるのだろうか、と何度も考えさせられます。 決して幸せな話とは言えないのに、ふうちゃん自身の明るさや、周りの人の優しさが物語のなかに溢れていて、素直に読み進めることができます。未読の方はもちろん、昔読んだ方も、再読の価値ありです。
0投稿日: 2018.05.05
永劫回帰ステルス 九十九号室にワトスンはいるのか?
若木未生
講談社タイガ
待望の新作!!
若木先生のファンにとって待望の、新シリーズです。ミステリー風味でありながら、これまでの若木作品の要素はしっかり残っており、キャラも魅力的です。特にヒロインは相変わらず芯が強く可愛らしくて大好きです。 シリーズ第二作目も期待しています。
1投稿日: 2017.08.19
