
株価暴落
池井戸潤
文春文庫
なるほど巧くまとめた、面白い!
銀行、企業、正義、悪意等々織り込んで肩の凝らないエンタテイメントだと思った。書名の株価は少し速足で最後に出て来るだけ。あまり気にせず楽しめばいいのかなと思った。
0投稿日: 2015.10.09
翔ぶが如く(一)
司馬遼太郎
文春文庫
司馬史観ファン向けかなと。
明治維新の登場人物が出てくる面白さ。歴史上誰でも知っている人物像の描写の面白さ。1巻だけではまだ物足りないが然りとて更なる欲求も其れ程でも無かったです。吉田松陰がもっと出るといいな。
0投稿日: 2015.07.05
終わらざる夏 下
浅田次郎
集英社文庫
三巻ともいい。戦争と人間と。
やっぱり人間愛に満ちた終戦、敗戦物語で期待通りだった。縦横のストーリーがとてもいい。
0投稿日: 2015.01.31
終わらざる夏 中
浅田次郎
集英社文庫
凄い、面白い、考えさせられる大河小説
上巻から予感があった以上の展開かなと。ノンフィクションであっても実際の人間ドラマがそこにあったのも事実。戦争や平和ばかりでなく人間そのものを顧みながら、自己を省みることも出来る実にamagingな小説だ。
0投稿日: 2015.01.09
終わらざる夏 上
浅田次郎
集英社文庫
此れは凄いね❗
まだ上巻だけど予感がする。戦争、運命、人間性、壮大なストーリーかと。しかも史実を勉強する契機にも。凄い始まりです。
0投稿日: 2014.12.24
蜩ノ記
葉室麟
祥伝社文庫
日本人としての涙か清々しい涙。
想う心が幾重にも。人を想う、親、子、恋人、人生を想う、生き方を想う気持ちが幾重にも織り成すいい話だ。
2投稿日: 2014.11.14
光と影
渡辺淳一
文春文庫
う~ん、真面目に面白い。
陸軍の場面設定だが古今問わず、男女問わずに起こり得る人生の岐路が淡々と描かれている。渡辺小説力の根底を見る思い。何度でも面白い。
0投稿日: 2014.11.12
秀吉の枷 下
加藤廣
文春文庫
やっぱり面白い歴史ミステリー
英雄秀吉の晩節を作者の史観と技法による展開が面白い。有名な醍醐の花見もこうやって描かれるとまた趣きが違う。歴史好きにはたまらない。
0投稿日: 2014.11.08
秀吉の枷 上
加藤廣
文春文庫
加藤廣歴史の面白さ
信長、秀吉、明智左馬之助3部作の力作かも知れない。所謂安土桃山時代の政権・権力構造を人物描写面白く読めた。既に色々な小説、物語で既知のストーリーを加藤廣筆致で読むのも一興と思う。
0投稿日: 2014.10.18
輪違屋糸里(上)
浅田次郎
文春文庫
此れは面白い。
新撰組物語は多かれ少なかれ知っている人が多いが、さすが浅田次郎かなと。男だ、女だ、人間だ・・その時々の社会の渦の中で翻弄されならがらのそれぞれの人生模様が面白い。
0投稿日: 2014.10.09
