
韓民族こそ歴史の加害者である
石平
飛鳥新社
よくわかった!
半島の国家の歴史が分かりやすく書かれている名著だ。 半島の国家と民族がどのようにして周辺国家と民族を利用してきたか、時代時代で宗主国を変えつつ如何に周辺国家を上手く利用してきたのか、どうして告げ口外交が続くのか、この半島に住む人々と付き合う上で知っておかなくてはいけない歴史が良く分かった。
2投稿日: 2017.02.23
京都ぎらい
井上章一
朝日新書
京都にもいろいろ種類がある?
京都人どうしでこれだけ劣等感があることは大発見だった。 と言うよりは、無知だった。 また、人を見下すことで得られる優越感、その嘲笑する。痛快だ。 人々中にある怖れ、 そんな優越感に対して節度を持って接してあげるのが恐らく成熟した大人の礼儀なのだろう。それが出来たら達人ということか? そんなことをいろいろな例を挙げて説明してくれる。 京都の寺が大きくなり得たのは誰のお陰?、花街とお寺の関係、 などなど。 南北朝、応仁の乱、京都人を語る時には外せない話題もてんこ盛りで楽しい一冊だった。
0投稿日: 2016.07.03
侠飯
福澤徹三
文春文庫
美味しく、スリル満点
やくざが作る飯、学生が覚えて少しずつ料理ができるようになる。 このやくざ飯が美味しそう。 今度作ってみたい。 痛快読書
0投稿日: 2016.07.03
性風俗のいびつな現場
坂爪真吾
ちくま新書
良い事悪い事
弱者のセーフティネットとしての風俗という捉え方をしている、現場を丹念に取材した本。 風俗イコール悪、と決めつけてしまうことがいかに簡単な事で無知な事であるかを気付かされる、というか、考えさせられる。 この本が本当なら、風俗経営者、意外にいい奴がいるという実感。 社会には良い面もあるが悪い面もあり、それを相まって受け入れる事が必要なのでしょう。 鬼平みたいな事を言ってしまった。
0投稿日: 2016.07.03
流星ワゴン
重松清
講談社文庫
過去と現実を乗り継いで、
人生の結末がわかっていたとしても、それをどんな風に旅していくかはそれは本人の心の持ちようで如何にでも変わっていく、そんなことを改めて教えてくれた感じがする良い本だ。 ちゅうさんの無骨な優しさに涙が出る。
0投稿日: 2016.01.22
