紙ノベルズで「稚魚の殃」まで購入し、電子書籍「南柯の夢」を買い、今回全巻電子書籍で買いました。 以前から作者さんの文章が好きで本を買っていたのですが、社会人になって荷物プラスで本を持ち歩くより電子書籍が多くなり買いなおそうと思っていたので良い機会でした。 データ容量も軽くて助かるのですが、表紙がないのがとても残念。 是非とも表紙も付けて電子書籍にしてほしいです。

あらすじは他の方も書かれてるので、おすすめ箇所を。 やっぱり会話が好きです！ ちゃんとお話丁寧に書かれてるのですが、所々にくすっと笑えるのがいいなぁ。 「大丈夫 大丈夫 よくある よくある」とか 「かゆいところは」 「背中」とか そして話を聞かない牧島さんと、真面目なのに斜めな行動力を発揮する江森さん。 小ネタなら枕元でクトゥルフを読む江森さんと秒で寝る牧島さんが見たかった！

むっかしにすごく好きで紙で単行本ほぼコンプしてた作者さんです。 この時期で電子書籍買いまくりで懐かしくなって購入。 モノローグ？というのか登場人物の心の声が少なめで、会話のテンポ良く進むのが好きです。 表題の二人は正反対で、途中カラオケに行くのですが選曲も振り幅が広くて、そういう選曲？ってなりまし(笑) 片方のホルモンはわかったのですか、もう片方が分からず調べたら拓郎さんでした！

このお話の次のシンクロにシティ・スキャンダルから読んで気になり購入。 エロ多め。 最初は脅されからですが、一途な感じで無理やり系が苦手な人でも読みやすいかなぁと思います。 次のお話の二人も出てくるので、各々でも楽しめますが両方読むことをおすすめします。 二人が盛り上がってる同じ時系列で次のカップルが動いてて「この時かぁ」となります！

初読みの作家さんでしたが、初単行本だそうです。 絵がかわいい系なのにエロもあり。 最初は、お互いに相手のことを「お前」って言うのが多めで好みじゃないかもと思ったのですが、名前を呼んだときに「おぉっ」となるというか効果的な気がして、そういう風に作ったのかなと思ったり。 お互いに悩んで進んでいくのがかわいらしい。 デビュー作の読み切りの二人だそうなので、そっちも読めるようにならないかなぁと気になります。 付き合ってる二人の馴れ初めも見たくなるお話でした。

こういう時期なので、全巻一気読み。 最初は二巻に一回ぐらい泣きましたが、最後の方はずっと泣きっぱなしになりました。 泣いてストレス発散には良いけど、フィクションではあれど内容が重ためだし好き嫌いは分かれそうだなと思いました。 私はドラマ見直したいなと思いました。