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juristさんのレビュー
いいね!された数13
  • 竜との舞踏3

    竜との舞踏3

    ジョージ・R・R・マーティン,酒井昭伸

    単行本

    次巻は

    安定のおもしろさなんだけれど、次は何年後なんだろう… 原書もまだ出版されていないようですし。

    1
    投稿日: 2014.01.16
  • 風雲児たち(1)

    風雲児たち(1)

    みなもと太郎

    SPコミックス

    歴史は因果

    横山光輝の三国志がまだ40巻に達していなかった頃、コミックトムを覗くと「風雲児たち」が連載されていました。 なんどかパラパラとは見たものの、極度にデフォルメされたギャグマンガで、ちょっと肌に合わないなぁ…と思っていました。 今回も、1巻の半分を超えるくらいまでは何が面白いのか分からなかったのですが… いやもう今まで食わず嫌いでもったいないことをしてきました。 幕末を書くために関ヶ原の戦いから書き起こすということにこれだけの必然性があったとは。 しかも、ギャグのオンパレードなのに、史実の記述はとても正確で、創作である小説を読むよりもよっぽどためになりますし、やはり事実は小説より奇なりというのはそのとおりなんだなぁ、と思いました。 これは大人買いだなぁ。

    1
    投稿日: 2014.01.03
  • 私を知らないで

    私を知らないで

    白河三兎

    集英社文庫

    前半はとってもよかった

    物語の前半、学校特有の価値観・人間関係と、その中を客観的な覚めた目で泳いでいこうとする主人公・黒田慎平。 主人公のモノローグやタフさに憧れる14歳から15歳という設定は、海辺のカフカを彷彿とさせるものです。 主人公の諦観は、転校を重ねてきたことでこのような考え方を身につけたという設定があることで説得力を持たせています。 それは、もう1人の転校生である高野や、容姿に優れながらも(だからこそか)家庭環境からクラスで爪弾きにされているキヨコと呼ばれる新藤ひかりについても、学校での立回りのバックグラウンドとして納得できます。 前半の3人の、そしてその周囲との人間関係を後半どう収束させていくのだろう、と期待していましたが、文化祭の出し物を決めるあたりから不自然さが見え隠れし始めてしまいました。 伏線は全て綺麗に回収しているとは思うのだけれど、読み終わってみると伏線に登場人物が合わせられてしまったような感じが否めません。 そもそも、達観したような考え方を持つ主人公なら、高校生という設定でもよかったのでは、とずっと思っていたのですが、プロローグに繋がる結末にするためには、主人公は自我の確立していない年齢にする必要があったのでしょうね。 でも、そのことで前半と後半で主人公の行動原理に一貫性がなくなってしまったようで残念です。 前半、あれだけ中学校の、会社の、地域社会の人間関係の難しさを提示しながら、クライマックスで主人公たちがそれとの折り合いをつけることなく(というかほとんど顧慮することもなく)、あまりにあっさりと乗り越えてしまったのも説明不足の感は否めません。 後半はかなり駆け足ですし、法的にもいろいろと無理がありそうです。 とはいえ、登場人物それぞれの考えや行動、結末には読後もいろいろと考えられる、誰かと語り合いたくなる一冊だと思います。

    1
    投稿日: 2014.01.03
  • 掏摸

    掏摸

    中村文則

    河出文庫

    雰囲気先行

    それぞれの場面や台詞が先にあって、それにストーリーを合わせていった…という感じが否めません。 特殊な犯罪の能力を持つ者が、抗いきれない巨大な悪に翻弄され、それでも自らの運命を歩んでいく…というのは、スティーブ・ハミルトンの「解錠師」と通じるテーマですが、ストーリーテリングのおもしろさとしては、後者が段違いによかったです。

    0
    投稿日: 2013.12.28
  • 謎解きはディナーのあとで

    謎解きはディナーのあとで

    東川篤哉

    小学館文庫

    うーん…

    ミステリとしてもちょっと無理があるし、キャラが立っているようでいて本来の設定からすると変な言動をとっているように思うし、私は苦手だなぁ…

    0
    投稿日: 2013.12.28
  • 謎の彼女X(1)

    謎の彼女X(1)

    植芝理一

    アフタヌーン

    なんとなく

    吾妻ひでおっぽくって、いい感じ。 変態的なんだけれど、話に引き込まれてしまいます。

    0
    投稿日: 2013.12.28
  • プラネテス(1)

    プラネテス(1)

    幸村誠

    モーニング

    アニメから

    アニメを見ていて、購入。 登場人物の構成や登場の時期などは違うようだけれども、同じ世界観。 というか、アニメがうまく原作を消化してたということなのでしょうけれども。 2巻以降も楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.12.28
  • 竜との舞踏2

    竜との舞踏2

    ジョージ・R・R・マーティン,酒井昭伸

    単行本

    全7部

    紙本で読みましたが、ワクワクはいつもながらで、さすがです。 でも、本筋進まないなぁ。 ちゃんと全7部で終わるんだろうか。 最初はもっと短いっていってたよね。

    1
    投稿日: 2013.12.06
  • 竜との舞踏1

    竜との舞踏1

    ジョージ・R・R・マーティン,酒井昭伸

    単行本

    ついに出ましたね!

    待った甲斐がありました。 やっぱりおもしろい!! 早く2巻、3巻もでないかなー できれば3巻は紙と同時がいいな。

    4
    投稿日: 2013.11.09
  • アオイホノオ(1)

    アオイホノオ(1)

    島本和彦

    ヤングサンデー

    暑い

    熱い、ではなく暑苦しく、もだえるほど気恥ずかしく、ちょっと切ない。

    3
    投稿日: 2013.10.10