本能寺の変で織田信長が討たれた後の、織田家の跡継ぎを決める緊迫の(？)会議とその舞台裏を描いた歴史小説。 史実に基づいているからこそ、秀吉の役者っぷりが際立って書かれていて、それはそれで面白い。 歴史に疎い私でも、面白くて一気読み。 事前に映画の予告編を見ていたせいか、秀吉の行は大泉洋さんで脳内再生されてしまい、読みながらニヤニヤしてしまった。

理系人間の多くは宇宙や宇宙飛行士そのものに憧れを抱いたと思っていて、 かくいう自分もその一人である。 だから、ムッタには追い切れず完全に諦めきった自分の淡い夢を投影してしまうのかも。 宇宙っていいよね！

地球に住もうと、木星に行こうと、その先の土星を目指そうと、人は人であり続ける。 木星まで行っても他人を想うのは人である所以。 スペースデブリについては考えさせられる作品でした。