
インド式 超速★計算術
佐々木隆宏
中経の文庫
う~ん
インド人のような計算方法には頭を切り替えられないかも… すぐに昔ながらの日本方式に戻ってしまう。
2投稿日: 2015.08.28
カンナ 京都の霊前
高田崇史
講談社文庫
シリーズ最終巻
カンナシリーズ最終巻だそうです。主人公の甲斐は初めは怠惰で頼りないほぼニートに近い人物でしかなかったのが、実家の神社の伝承に関わっていくうちに忍者の血が徐々に目覚めてきて成長ものが好きな人にはよろしいかも。。伝承を巡る他流派との戦いも楽しく、教科書には出てこなかった歴史解釈も楽しかったです。
0投稿日: 2015.04.01
死ねばいいのに
京極夏彦
講談社文庫
京極といえば京極堂ですが…
ほんの少しだけの知り合いの女性が死んだことから、その女性と深く知り合っていた人たちに、その女性がどんな人かを聞いて回る物語。 深く知り合っていたであろう人に話ん聞いても、結局はその女性のことではなく、自分の事ばかり語るばかりの自分勝手な人間の心理を「死ねばいいのに」という言葉で締めくくるところに、人の心の身勝手さを思い知らされます。
0投稿日: 2014.07.03
カンナ 天満の葬列
高田崇史
講談社文庫
ますます面白くなってきました
主人公の甲斐の実家に伝わる社伝を巡る忍びたちの攻防戦も進み、今まで頼りなかった甲斐に忍者の資質が目覚め始めました。サブキャラの出生の謎もあらたに加わり、ますます目が離せない展開です。 社伝に語られる、現代では常識とされている歴史を覆す真実とは何かという謎を早く読んでみたいです。
0投稿日: 2014.07.03
水車館の殺人〈新装改訂版〉
綾辻行人
講談社文庫
本格派?といわれてるようですね
一部マニアの間では本格派とか本格派ではない派と分かれるようで、この作者は本格派だそうです。another上下が本当に面白くて、同じ作者の作品がキャンペーンだったこともあり、一気に買い込みました。感想としては、しっかりとした作品であり、謎を解くための作品だと痛感しました。 よくある軽い感じの作品ではなく、土台のしっかりした最後まで引っ張り込むような計算高い文章構成です。
0投稿日: 2014.07.03
QED 伊勢の曙光
高田崇史
講談社文庫
QEDシリーズ完結編
桑原崇と棚旗奈々のQEDシリーズの一応の完結編。相変わらずの桑原の明察さに脱帽です。知識から推理にいたるまでのプロセスも明快で読み進めて飽きません。一応のシリーズ終焉とのことですが、再会を強く望みます。
0投稿日: 2014.02.24
姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
京極夏彦
講談社文庫
京極堂シリーズ第一段
もうホントに面白いですよ。確かドラマにもなりました。おどろおどろしい話は横溝正史を彷彿とさせます。 主人公たちの語り合いの中で何とも言えない怪しい世界に引き込まれて行きます。紙の書籍は読むために持つのが大変でしたが、電子書籍ならOKです。
8投稿日: 2014.02.23
カンナ 鎌倉の血陣
高田崇史
講談社文庫
高田崇史のカンナシリーズ
甲斐という神社の跡取りとなった次男坊が、自分の神社の歴史にまつわる様々な謎に関連した事件に巻き込まれて行くシリーズ。聖徳太子はいたのか?などの謎を記した神社の歴史書を求め対決する。忍者の末裔どおしの対決を現代的に楽しく読ませてくれます。
0投稿日: 2014.02.21
新・天狼星ヴァンパイア(上)
栗本薫
講談社文庫
シリウスとの対決は無いです
シャーロックとモリアーテイに代表する相対する二人の物語の最終版?今回は伊集院大介とシリウスの関係は少なく、若く魅力的なダンサー竜崎晶のやんちゃでどこにでも鼻を突っ込みたくなる困った性格にイライラします。相変わらず読みやすい話の展開で、上下巻を最後までノンストップで読み切ってしまいます。
0投稿日: 2014.02.21
仮面舞踏会
栗本薫
講談社文庫
栗本薫って良いですよ
今は当たり前になったチャットの中で引き起こされる殺人事件。この世代の人には想像できそうな事件ですが、チャット概念のないかなり昔に書くことができたことがスゴイ。伊集院大介は相変わらず飄々としているのに鋭く、テンポよいものがたり進行で楽しく読めます。
0投稿日: 2014.02.21
