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じゅんさんのレビュー
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  • ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

    ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 11巻

    武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)

    ヤングアニマル

    絵からは想像できない内容

    最初は絵柄で食わず嫌いしていました。 内容は戦争にまつわる話ですが、ペリリュー島を切り取っているところと、戦争が終わったあとの話は描かれることが少ないので、非常に興味深い内容でした。 登場人物も、ほいわゆるハッピーエンドではないと思いますが、それでも全部読ませる力があります。 10年以上前にパラオ本島に行ったことはありますが、機会があればペリリューにも行きたいですね。

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    投稿日: 2021.08.29
  • BLUE GIANT(10)

    BLUE GIANT(10)

    石塚真一

    ビッグコミック

    仙台→東京→世界

    仙台からスタートしたジャズの成長物語。東京編完結です。 この巻では、それまで苦悩しながらも走り続けてきた大が初めて人間くささ、挫折のようなものが描かれます。 これまではワンピースやドラゴンボールにも代表される、「困難をメチャクチャ頑張って突破する系主人公」だったので、そのシーンが非常に印象的です。 また、巻末の師匠、由井さんのコメントが、タイトルのブルージャイアントともかかっており、巻末まで含めた良い終わりかただと思います。

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    投稿日: 2018.04.01
  • BLUE GIANT(3)

    BLUE GIANT(3)

    石塚真一

    ビッグコミック

    この巻まで読んだらまとめ買いしたくなる

    1、2巻を無料で読んだあとに、読んだ3巻。一気に引き込まれてしまいました。 それまでの雌伏の時から、一気に広い世界に羽ばたく3巻。 特に学園祭のエピソードは作画の迫力と合わさって、ブルージャイアント全体を通してもベストシーンじゃないかと思います。

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    投稿日: 2018.03.28
  • 学生 島耕作(5)

    学生 島耕作(5)

    弘兼憲史

    イブニング

    新たな暮らし

    チャウダーのために学生寮を出て1人暮らしを始める島耕作。 かつての作品に出てきた人物、伏線が様々出てきます。 特にのちに結婚する岩田怜子も出てくるなど、シリーズのファンには楽しめる内容になっています。 学生運動についても徐々に佳境に差し掛かっています。のちに起きることを想像しながら読むとより面白いかもしれません。

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    投稿日: 2017.01.05
  • 学生 島耕作(4)

    学生 島耕作(4)

    弘兼憲史

    イブニング

    狂騒と後悔

    「学生 島耕作」シリーズ4巻です。 大学3年生になった島耕作の周囲はかなり変わり目始めます。 業界人になっていく初恋の女性、自分を変えようとする最上陶子、山口の同級生たち。 その中で島耕作は未来について少し考え始めます。 この巻も学生運動がメインの扱いです。葛藤を始めたクラムチャウダーがメインで描かれており、島耕作と対比される構図です。 次が非常に気になる終わりかたです。

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    投稿日: 2016.07.24
  • 学生 島耕作(3)

    学生 島耕作(3)

    弘兼憲史

    イブニング

    学生運動を端から見ている島耕作

    「学生 島耕作」シリーズの3巻です。 この巻ではプロの麻雀士との出会い、最上陶子と親密になっていく様が描かれていますが、メインはやはり学生運動です。 有名な羽田事件やゲバ棒が登場するとともに、このシリーズではメインキャラクター級の扱いをうけているチャウダーの行動にスポットが当てられています。 学生運動がメインの作品ではありませんが、冷めた目線で見ている島耕作たちと、熱狂的な活動家のチャウダーの対比が印象的です。

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    投稿日: 2016.07.24
  • 学生 島耕作(2)

    学生 島耕作(2)

    弘兼憲史

    イブニング

    今とは全く違う大学生活

    「学生 島耕作」シリーズはタイトルの通り、島耕作の大学生時代が描かれています。 この2巻では、大学1年の終盤から2年生にかけての話です。 時代背景として、学生運動が非常に盛んな時期だったため、学生運動に熱中する同級生が主要な役割で出てきます。 のちの時代になる「ヤング島耕作」シリーズでも共産主義者は出てきますが、学生たちの間で熱狂されていたのがわかります。 また、見た目が良いとは言えない最上陶子との出会いもあり、なかなか盛りだくさんの内容です。 学生時代から一貫して派閥を嫌う島耕作の頑固さもよくわかる作品です。

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    投稿日: 2016.07.24
  • 将太の寿司2 World Stage(4)

    将太の寿司2 World Stage(4)

    寺沢大介

    イブニング

    将太の寿司シリーズ完結

    無印から長く続いた、将太の寿司シリーズの最終巻です。 内容としては、将太の寿司の登場人物の息子世代の戦いを描いています。 最終巻になり、過去作のライバルの息子たちが登場し、熱い展開となります! また、1巻から続いている、寿司とSUSHIというテーマについても掘り下げてあります。 海外の食文化まで描いた意欲作だと思いますが、作者コメントにもある通り尻切れ感が否めない点が残念です。 しかし、将太の寿司を読んだことがある方はぜひ読んでください。後悔はしないと思います。

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    投稿日: 2016.01.29
  • i・ショウジョ カラー版 3

    i・ショウジョ カラー版 3

    高山としのり

    週刊少年ジャンプ

    カラーになってパワーアップ

    少しエッチなラブコメの短編集?のような作品です。 これはジャンプで連載されていた時の最終巻ですが、連載前の読み切りも掲載されており、楽しめます。 内容としては、一つ一つの話が短くまとめられているので、どこから読んでも問題ありません。キャラクターも魅力的です。 ラブコメとしては最近のジャンプでは一番いい作品だと思います。

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    投稿日: 2015.04.04
  • コドモのコドモ 3巻

    コドモのコドモ 3巻

    さそうあきら

    漫画アクション

    問題作?

    アクションで連載されていた時にも話題になっていたと思います。 小学生が大人に隠れて子どもを産むという内容の作品です。 これが最終巻になりますが、三巻でよくまとまっていると思います。 少しありえないような面も多いと思いますが、フィクションとして十分楽しめると思います。 オススメです。

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    投稿日: 2015.04.04