
アオイホノオ(1)
島本和彦
ヤングサンデー
あの漫画家・あの作品への独特な書評・分析に思わず笑ってしまいました。
高校生のときに島本和彦『逆境ナイン』、GAINAX制作『ふしぎの海のナディア』に多大なる影響をうけた者としてはこの作品を読まないわけにはいきません。 主人公の考えの甘さと情熱の空回りの連続には「あー自分もこんなに浅はかな感じだったなぁ・・」と親近感が湧いてきます。 また巨匠や80年代に台頭してきた漫画家・作品への独特な書評・分析に思わず納得(!?)してしまいました。
1投稿日: 2015.05.06
ベイビーステップ(1)
勝木光
週刊少年マガジン
真面目なことはカッコイイ!
『ちょっと不良っぽい』『ちょい悪』がカッコイイという意見に違和感を覚える者としてはこの漫画は溜飲が下がります。 真面目な主人公が目標(仮説)を設定し行動計画をたてる→実行→ノートで結果を分析→反省・改善をする。 いわゆる『PDCAサイクル』を練習や試合中に何回も繰り返して強くなる。成長する根拠がちゃんとある。 素行の悪い主人公が才能と努力と根性で成長する物語より、よほど感情移入できる! こんな真面目な漫画は『キャプテン』以来です(^^) 『真面目なことはカッコイイ!』ということを再認識できる良作です。
0投稿日: 2015.05.06
我妻さんは俺のヨメ(1)
蔵石ユウ,西木田景志
週刊少年マガジン
新しくも懐かしいラブコメと友情の物語
我妻さんに一目惚れして衝動買いしたので、内容には期待していませんでした。 しかし読み始めるとグイグイ引き込まれていきます。 主人公とその友人達の愚かな嫉妬やおバカな妄想ぶりには自分が学生だった頃を思いだし、懐かしく感じました。 分かる人には分かるちょっと古いパロディも思わずニヤリとしてしまいます。
1投稿日: 2015.01.03
読書は「アウトプット」が99%
藤井孝一
知的生きかた文庫
読みっぱなしで終わらせない、付加価値の高い読書法
今まで読書をしてもその知識が十分に活かせず悩んでいました。 そんなとき出会ったのがこの本でした。 目的を明確にし、①話す②書く③行動するなどアウトプットを意識した読書法の具体的な方法が書いてあります。 このレビューもこの本から得たことをもとにアウトプットしてみました。 いろいろ読書をしてもその内容が思い出せない、活かせていないという方におすすめです。
6投稿日: 2014.03.21
